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日本語教師ってどんな仕事?

2019年11月4日

国内外で日本語を母語としていない人たちに、日本語を教える仕事です。

日本人である私たちが学校で勉強する国語とは、学習の仕方も教師の教え方も違います。

日本語教師は、私たち日本人が語学スクールで英語や中国語を習うときのようなクラスを展開していきます。
日本語教師は単に日本語を教えるだけではなく、日本の文化、サブカルチャー、歴史、風習などについても教えなければならないこともあります。

日本語教師が活躍できるのは、国内の日本語学校だけではなく、国外にある日本語学校、国内外の専門機関、大学、企業などいろいろな場所で日本語のクラスが展開されています。

最近ではオンラインで日本語を教える日本語教師も増えてきました。

近年、日本で外国人労働者の受け入れが緩和されたことにより、日本語教師の需要は高まっています。

これから、ますます注目が集まる職業だと思われます。

日本語教師とは?

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日本語教師の仕事とは?

 日本語教師は、一つの外国語として日本語を教える、日本語教育を専門とした教師のことを指します。

主に日本語を母語とし、多言語を母語としている人たちに日本語の話し方や読み書きを教えます。

 外国語として日本語を教える場合、学習者は0の状態から日本語を学習するので、文法などを体系的に教える専門知識が必要となります。外国人に分かりやすく教えることが重要です。

 日本語を学習する人のバックグラウンドは様々で、文法の違い、文化の違いなどに気を付けながら、理解しやすい効果的な方法を模索しながら授業を進めていきます。

日本語教師が活躍している場所とは?


日本語教師が働ける場所は国内にとどまらず、世界各地にありあます。

国内では日本語学校を始め、専門学校、大学、企業など、海外でも語学学校、小中学校、大学などで日本語教育が行われています。

また、青年協力隊により一部の途上国でも日本語教育が行われています。

最近ではインターネットを通じて日本国内にいながら、世界各地の学習者に日本語を教えてる教師もいます。

国内の活動場所

日本国内では日本語学校での仕事がたくさんあります。

未経験の場合、まずは日本語学校で働くことが多くなります。

募集は少なく、経験も必要となりますが、大学、インターナショナル学校、企業などでの募集もあります。

また、その他各自治体で日本語教室のボランティアを募集している場合もあります。

海外の活動場所

海外での活躍の場も、主に語学学校になります。

また、東アジア、東南アジアでは、小中学校、高校、大学の求人もあります。

欧米の国々の求人は、需要が少ないうえにパートタイムでの募集が多いので、現地に在住している日本人が採用される場合が多いようです。

その他の活動場所

最近では、スカイプなどで自宅にいながら、海外のいろいろな学生に日本語を教えるという道もあります。

個人でサイトを開いて学習者を募集することも可能ですが、そのようなサービスを提供してる機関に登録をすることも可能です。

日本語教師になる方法

日本語教師になるためにはどうすればいいのでしょうか?
実は日本語教師には教員免許のような資格はありません。

日本語を話すことができれば誰でも日本語教師として働くことは可能です。

しかし、日本語学校などの日本語教育機関が教師を採用するための条件に以下のようなものがあります。

  • 日本語教師養成講座で420時間のクラス
  • 大学、大学院で日本語教育関連の分野を主専攻、副専攻
  • 日本語教育能力検定合格者

日本語教師の求人情報を見てみると、いずれかに該当しないと応募できないことが多いようです。

これは国内だけでなく、海外でも同様です。

また、海外の場合ビザの手続きの関係で四年制大学卒以上という条件も頻繁に掲載されています。

日本語教師養成講座で学ぶ

これは民間の日本語学校が開設している420時間のコースです。

多くの学校では日本語教育に関する知識を勉強する一方で、技能を習得するための実習クラスが設けられています。

学習する期間は学校により特色があり、1年、6か月、3か月といろいろなコースがあります。

料金は30万~50万ぐらいのところが目立ちます。

日本語教育能力検定を受ける

これは毎年10月に実施されている試験で、日本語教師になるために学習する人、日本語教育に携わっている人を対象とした試験です。

例年の合格率は24パーセント前後で、主題範囲は日本語の文法、教授法、歴史、国際社会など多岐にわたります。

出題範囲が広く、合格率も高くないのでしっかりとした勉強をする必要があります。ちなみに受験料は10,800円です。

大学で関連のあるコースを履修する

大学で日本語学科などと呼ばれるコースがそれに当たります。

大学によって専門の学科であったり、全学生が受講できるコースであったりと特色があります。

日本語教師人るためにわざわざ大学に入りなおして、4年かけてコースを修了する人はいないと思われるので、これは大学生が大学の講義を受ける中で、その中の一つとして日本語教師になるための講義を受けるというのが一般的だと思われます。

日本語教師の給料や待遇

日本語教師 給料というキーワードで検索すると、結果は

  • 「少ない」
  • 「薄給」
  • 「割に合わない」

などのネガティブなワードが並びます。

最近では少し給料の水準が上がったという話もありますが、実際はどうなのでしょうか。

国内の場合

まず国内の場合ですが、常勤で雇用された場合ですが、

一般企業に新卒で入社したときと同額ぐらいの給料が支払われることが多いです。

額にして20万円ぐらいの学校が目立ちます。

日本語教師になる人は、以前は他の仕事をしていて、仕事を退職したことをきっかけに養成講座に通って、日本語教師になるというケースが多いです。

養成講座を卒業して、新米の教師として未経験で採用された場合、給料は20万円からということになりますから、以前の仕事での収入と比べれば下がることのほうが多いと思われます。

また、非常勤の場合の時給は、1コマ(50分の学校が多い)あたり1500円~2000円という条件が目立ちます。

数字だけ見ると一般的なアルバイトと比べて高額な感じがしますが、これはあくまでも教師として教室内で日本語を教えた時間に対する報酬です。

クラスの前後の準備や採点にかかる時間はそれにあたりません。

新人教師の場合、頑張っても1日で4コマを持つのが限界だと考えると、日給は6000円から8000円ぐらいになるかと思われます。

経験の少ない教師が4コマ分の授業を準備するのにどれくらいの時間を費やすかは要領の良さにもよりますが、4時間はかかるのではないでしょうか。

人によっては深夜まで準備をしていることもあります。

海外の場合

海外の民間の語学学校の場合は、待遇が現地の水準になることが多いです。

日本円に換算した場合にはどうしても少ない額になってしまうのが現状です。

例えば、東南アジアの国では円換算したときに5万~10万円の額になるケースが多いです。

稀にシンガポールのような物価の高い国では、日本で働くより高い給料がもらえることもあります。

日本政府の派遣、日本の組織の派遣で海外へ日本語教師として赴任する場合には、日本基準で給料が支払われ、福利厚生もしっかりしていますが、募集が少ないうえに任期も1年、2年ぐらいのものが多く、長く続けられる仕事ではないようです。

その他の場合

オンラインでスカイプなどを通じて日本語を教えるというスタイルが流行る気配を見せています。

一般的には、日本語教師は登録サイトにプロフィールを登録して、学習者が多くの教師を比較してお気に入りの教師を予約するという形のようです。

経験やスキルなどで時間当たりの料金を設定することができます。1回のレッスンの料金から運営者が手数料を引いた額があなたの収入になります。

例えば日本語での会話を楽しみたいだけ、プロの教師に1から教えて欲しい、日本語クラスで習ったことの復習がしたいなど、学習者のニーズは多様化しています。

雑談ならわざわざ高い料金を払うこともないし、本格的に学びたいなら少し高くても払うかもしれません。

自分のスキルと相談しながら、ターゲットをきちんと設定して料金の設定をする必要があります。

人気が出れば予約もたくさん入り収入が上がりますが、経験の少ない最初のうちは学生数を確保するのは、やや難しいかもしれません。

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日本語教師の仕事の探し方

一般的な会社の場合、求人情報やハローワークなどで仕事を探すことができます。

では、日本語教師の仕事はどうやって探せばいいのでしょうか。

日本語教師の場合でも、基本的には日本語教師の求人サイトから応募をして履歴書を送り、面接、模擬クラスを行ってから採用という形になります。

インターネットの求人サイトで探す

日本語教師の求人を掲載しているサイトで有名なサイトは以下のサイトになります。

NIHONMURA(日本村

https://job.nihonmura.jp/category/new/

日本語教師の求人が充実している有名なサイトです。

日本国内、海外の求人情報が多数掲載されています。

掲載する日本語教育機関に対して審査もしているので、安心して働ける職場が多く掲載されています。

日本語オンライン

http://nihongo-online.jp/net/

こちらも有名サイトです。

国内、国外の求人が多く掲載されています。

その他、日本語教師向けのお知らせもあります。

日本語教師の集い

https://www.e-tsudoi.com/db_job/job/job_bbs_list.php

こちらも有名サイトです。

NIHONMURA、日本語オンライン、日本語教師の集いを見ておけば、国内外ほぼすべての求人を知ることができます。

社会法人日本語教育学会

http://www.nkg.or.jp/boshu

教育、研究機関等からの情報を紹介しているサイトです。国内外の求人情報もあり。

日本語学校の求人で探す

日本語学校が運営している養成講座に通っている人の場合は、構内掲示してある求人票から仕事を探すことが可能です。

母体である日本語学校からの求人、卒業生が現在勤務している学校からの求人などが多くあります。

求人する側は信頼できる養成講座の卒業生を確保でき、応募する側も養成講座と関わりのある機関から仕事を探せるので、求人サイトにはない安心感があります。

学校のホームページから申し込む

もし、あなたがすでに働きたい国、働きたい地域を決めているのであれば、その場所の日本語学校のホームページを覗いてみてください。

学校によっては求人情報を掲載している場合があります。ホームページの更新をしていないだけで、人員が足りていても掲載しているケースもありますが、問い合わせてみる価値はあります。

日本語教師の転職状況

日本語教師になるために養成講座で学んだり、日本語教育技能検定を受けて、いざ日本語教師の仕事を探したとき、どれくらい日本語教師としての仕事があるのでしょうか。

国内・国外で未経験から始める

国内で未経験から日本語教師として働きたい場合、非常勤講師からキャリアをスタートさせることになることが多いです。

非常勤講師として数年働いてから、常勤講師として働けるようになります。

国外の場合、ビザの都合で常勤講師としての採用が一般的です。

海外で経験を積んでから、国内で常勤講師として採用されることを狙う場合でも、国内の常勤講師の応募条件に「国内の日本語学校で~年以上の教授経験」と記載されていることも多いので要注意です。

これからも求人が増える?

海外労働者受け入れの緩和などにより、今後も日本語教師の需要は増えていくでしょう。

国内・国外ともに教師の不足が叫ばれています。

これから日本語教師として活躍したいという人には仕事が見つかりやすい状況となっています。

しかし、日本語教師の仕事は日本経済、政府の外国人の受け入れの状況に大きく影響を受ける傾向が強い仕事でもあるので、日本語教師の需要は常に変化しています。

 

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2019年11月4日

Posted by yumearu