はぁ…
この資料作成が終わらない限り、今日は帰れないのかぁ…
そうよ。
私がここで見張っているかぎり、休むことも許されないわよ!!
あなたの資料が完成しない限り、
私たちチームは次の準備ができないのよ。
チームの一員である限りは、しっかり働いてもらうぞ!!
さあ、早く資料を作るんだ。
連休のバーベキューのしおりを!!
ここでは「~限り・~ない限り」について学習していきます。
「A かぎり、B」は、「Aの状態が続く限りは、Bも続く」ということを表します。
なのでAの状態が変われば、Bも変わるという意味にもなります。
「A ない限り、B」は、「Aをしなければ、絶対にB」という意味で使われます。
Bには「~ない」の形がよく使われます。
「謝らない限り、許さない」のように使い、「謝れらなければ、絶対に許さない」という意味になります。
~かぎり
(教室に教師と学生がいる絵を貼る)
そうですね。
授業が終わってから食べることができますね。
今、友達とおしゃべりをしてもいいですか。
そうですね。
先生が教室を出てからおしゃべりしますね。
授業中である限り、お菓子を食べてはいけません。
先生が教室にいる限り、おしゃべりはできません。
(大学生の絵を貼る)
この人は大学生です。
彼女と結婚したいと思っています。今結婚してもいいですか?
海外の色々な国を1年ぐらい旅したいです。
できますか?
(風邪をひている人の絵を貼る)
この人は風邪をひいてしまいました。
熱もあります。のどが痛いです。咳も出ます。お腹も痛いです。
あついお風呂に入ってもいいですか。
いいえ、熱がある限り、熱いお風呂に入ってはいけません。
いいえ、のどが痛い限り辛い食べ物は食べないほうがいいです。
お腹が痛い限り、冷たい飲み物を飲んではいけません。
板書
授業中である限り、お菓子を食べてはいけません。
先生が教室にいる限り、おしゃべりはできません。
まだ学生である限り、結婚しないほうがいいです。
大学に通っている限り、旅には行けません。
熱がある限り、熱いお風呂に入ってはいけません。
のどが痛い限り、辛い食べ物は食べないほうがいいです。
咳が出る限り、タバコは吸わないほうがいいです。
お腹が痛い限り、冷たい飲み物を飲んではいけません。
~ない限り
(何もない部屋の絵を貼る)
新しい家に引っ越しました。
まだ水も出ません。ガスも使えません。インターネットも使えません。
水道会社に連絡しない限り、水が使えません。
ガスが使えない限り、料理ができません。
インターネットの契約をしない限り、Youtubeが見られません。
(病気の人の絵を貼る)
この人は悪い病気です。
お酒が原因で病気になりました。
毎日、薬を飲まなければ治りません。
手術しなければ、また同じ病気になります。
何と言いますか。
この病気は、毎日薬を飲まない限り治りません。
手術をしない限り、また同じ病気になります。
(喧嘩しているカップルの絵を貼る)
二人は喧嘩をしてしまいました。
彼は「彼女が謝らなかったら、許さない」と言っています。
彼女は「彼がかばんを買ってくれたら、仲直りする」と言っています。
彼女が謝らない限り許しません。
彼がかばんを買わない限り、仲直りしません。
板書
水道会社に連絡しない限り、水が使えません。
ガスが使えない限り、料理ができません。
インターネットの契約をしない限り、Youtubeが見られません。
この病気は、毎日薬を飲まない限り治りません。
手術をしない限り、また同じ病気になります。
彼女が謝らない限り、許しません。
彼がかばんを買わない限り、仲直りしません。
練習
例 あの病気は ( )ない 限り 治らない。
① あの商品は ( ) ない 限り 手に入らない
②( )ない限り 電車は 止まらない。
③ あの人は( ) ない限り 会社を休まない。
④ 病気じゃない限り ( )。
⑤ 面白くない限り ( )。
⑥ 大人でない限り ( )。
⑦( )は お金持ちでない限り 買えない。
⑧ マレーシア人である限り ( )。
⑨ こんな勉強方法を続けている限り ( )。
⑩ こんな会社で働いている限り ( )。
⑪ 彼が ( )である限り 私は 彼と結婚できない。
⑫( )限り、私はこの商品を使い続ける。
⑬( )である限り、一生懸命に生きなければならない。