海外で日本語教師として働く

何を調べているの？

２０１８年のデータによるとオーストラリアの日本語学習者の数は、
世界で4番目に多いらしいぞ！

うーん、それはどうかしら？
求人サイトでオーストラリアの求人を見たことがある？

今回はオーストラリアの日本語教育について、
みんなで調べてみるかな！

オーストラリアでは３０００人近い日本語教師が活躍しているようね。

なるほど。
我々が大学で何となく中国やフランス語を第２言語で選択して、
なんとなく授業に参加しているようなのと同じだな。

うーん、学校での採用ということは、
教員免許が必要よね。

そうなると、
かなり採用されるためのハードルが上がってくるぞ！
民間の語学センターとかはどうなんだ？

所得も高いし、
わざわざ日本語を学習して日本で就職をしたい！
という人は少ないでしょね。

ああ、そうなるだろうな。
学習者の大多数が学校の第２言語で学習、
その他の学習者の大半が趣味での学習ということだな！

もし趣味で少し覚えたいなら、
わざわざお金を払って通う人も多くはないだろうし…
需要がなければ教師は現地に住んでいる日本人のパートの講師で間に合うだろうし…

求人サイトを覗いてみて、
もしオーストラリアの募集が出ていたらラッキーね。
まあ、条件は厳しそうだけど、現地在住の人のみとか。

それでも、オーストラリアで働いてみたい人は、
日本語教師アシスタントプログラムみたいのがあるわね。

本当にオーストラリアでの日本語教育に興味がある人向けね。
仕事として日本語教師をしている人には向かないわね。

中国では、日本語を学ぶ人が多くいるみたい。
世界で最も日本語学習者が多い国になっているわね。

中国で働くための条件を簡単に調べてみたぞ！！

応募する際の条件は…
・日本語教育主専攻または副専攻修了者
・日本語教育能力検定試験の合格者
・日本語教師養成課程を修了した者
国内での応募条件とあまり変わらないようね。

ビザの発給の条件で四年制大学卒業という条件は他の国でもよく見られるな。

給料は10000元前後の学校が多いわね。

住居とか光熱費を学校が支払ってくれることが多いから、
だいぶ余裕のある生活ができるな。

ここを辞めるなら、
きちんと手順を踏んで辞めてね…

へえ、面白そうね！！
私もいつかは海外で働いてみたいわね。

まだ若いんだから、海外で働いてみるというのも面白いな。
もちろん、年をとってから海外で活躍する先生も多いぞ。

まず、タイの田舎の大学だな。
それから、タイのチェンマイの語学学校だ。
それから、バンコクの少し大きい語学学校で働いたこともあるぞ。
そして、最後はタイの…

海外で働くための条件には何があるのかしら？

それから年齢制限がある国も多いわね。
２５歳以上とか６０歳以下とか…
これもビザの発給に関係しているのね。

そうだな。
それから、現地の法律や税制、医療保険、銀行口座、住宅事情や物価についても理解する必要があるぞ。
まあ大体は所属する機関が手伝ってくれるから心配ないけどな。

うーん、やっぱり求人サイトを見ないといけないんじゃない？

そうね。
私も求人情報を探すときには、まず上の３つのサイトをチェックするわ。

他にも「そうがくしゃ」にも求人情報が出ていたぞ！

翻訳したものは卒業した大学に連絡をして発行してもらうのね。

最近はZoomなどの会議ソフトで面接をするところが多いな。
もし、その学校の先生が一時帰国を予定している場合は、
直接日本国内で会ってお話しすることもあるな。

日本国内だと模擬授業を見せることが一般的だけど、
海外の場合はどうなるのかしら？

うーん、ヨーロッパで活躍している日本語教師の話って、
あまり聞かないわね。

ああ、そうだな。
国際交流基金が行った調査によると、
日本語教師の需要がある地域は、
アジアが最も多く、その他には南米やオセアニアなどがあるそうだぞ。

そんなことはないんじゃないか？
もちろん教師としての経験の長さを国内の学校で働くときに
十分に活かせるして深みのある授業をしている先生もいるぞ！

コロナ以降は、
教師不足の学校が目立ってきて、
経験の浅い教師でも仕事が見つけやすくなっているわね。

ああ、その国に定住する教師もいるな。
日本語教師としての経験を積んで、海外での日本語教育のプロフェッショナルとして活躍することもできるぞ。
また、その国で日本語教育に関する研究や、教材開発など、幅広いキャリアを築くこともできるぞ。

うーん、海外旅行へ行くときは、耳かきや爪切り、冷えピタなどを持っていくけど…
長期的に生活するから必要なものが多そうね。

海外で生活するためには、しっかりと準備をして、現地での生活に適応することが大切だな。
採用先の機関の先生に何を準備したらいいかを聞くのが早いぞ！