【~か~ないかのうちに】 JLPT N2の文法の解説と教え方
お先に失礼します。
どうしたのかしら?
人気があるから、商品が店頭に並ぶか並ばないかのうちに売り切れるらしいの…
この表現は、何か動作が行われた後に、すぐに何かが発生したことを表します。
前件と後件がほぼ同じタイミングで発生した時にも使われます。
前には動詞の辞書形、た形が入り、後件には同じ動詞のナイ形が入ります。
すでに起きたことについて話す文型なのでいつも過去形の文になります。
~か~ないかのうちに
今日の昼ご飯のときも、「いただきます」というのと同時に、勢いよくご飯を食べましたね。
「いただきます」と言うか言わないかのうちに、勢いよく食べ始めました。
さっきのクラスが終わったあとも、私が教室を出るの同時くらいに、Aさんの声が聞こえました。
先生が教室を出るか出ないかのうちに、おしゃべりを始めました。
昨日もクラスの終了の挨拶が終わると、急いで教室から出て行きましたね。
クラスが終わるか終わらないかのうちに、教室から出て行きました。
(会社員の絵を貼る)
この社員は今日は用事があるので、急いでいたようです。
仕事は6時までですが、6時になると急いで帰る準備を始めました。
終業のベルが鳴りました。すると、彼は走って事務所を出て行きました。
タクシーのドアが開くと、勢いよくタクシーに乗り込みました。
(スポーツをしている高校生の絵を貼る)
練習はとても疲れるようです。
昨日もお腹を空かせて、家に帰ってきました。
すごい早さでした。いただきますを言うこともできませんでした。
私が料理を並べると同時に、食べ始めていました。
とても疲れていたようです。
「おやすみと」と聞こえたので振り返りましたが、もう寝室に入ってしまいました。
ベッドに入ると、すぐにいびきを立てて眠り始めました。
「いただきます」と言うか言わないかのうちに、勢いよく食べ始めた。
先生が教室を出るか出ないかのうちに、おしゃべりを始めました。
クラスが終わるか終わらないかのうちに、教室から出て行った。
6時になるかならないのうちに、帰る準備を始めた。
終業のベルが鳴らないかのうちに、事務所を出て行った。
タクシーのドアが開くか開かないかのうちに、勢いよくタクシーに乗り込んだ。
料理が並ぶか並ばないかのうちに、食べ始めました。
「おやすみ」と言うか言わないかのうちに、寝室に入ってしまった。
ベッドに入るか入らないかのうちに、いびきを立てて眠り始めた。
練習
① 話が終わるか終わらないかのうちに、( )。
② ( )のうちに、席を立ち始めた。
③ ( )のうちに、帰る準備を始めた。
④ ( )のうちに、彼は食べ始めた。
⑤ 授業が終わるか終わらないかのうちに、学生は( )。
⑥ ドアを開けるか開けないかのうちに、( )。
⑦ ( )のうちに、眠ってしまった。
⑧ ( )のうちに、バスが動き出したので転んでしまった。
⑨ へやに入るか入らないかのうちに、( )。
⑩ ( )のうちに、彼は会社を辞めてしまった。