中級を学ぼう前期の教え方(何~も / 何~か) JLPT N3の文法の解説と教え方
また、ですよ。
何度も言っているのに全然改善しませんね。
もう何回も教えているのに、全然わからないみたいね。
何週間もかかるなんて、信じられないわね…
ちょっと話に混ぜてくれ!!
(あなたのパソコンのスキルについて話していたのよ…)
そんなことより、
最近、寝られないって言っていたわね…
どうすればいいでしょうか。
全然面白くないから、何ページか読むと眠くなるわ…
布団に入る前に何杯か飲めばすぐに寝られるぞ!!
何(助数詞)も…
(きれいな絵を見せる)
この絵を描くのに何年かかったかわかりませんが、
たくさんの時間がかかりました。
この絵は何年もかけて描かれました。たくさんの年がかかりました。
数が多いときは「何年も」を使います。「も」はたくさんの意味があります。
(遊戯王やポケモンのカードを見せる)
毎週、新しいカードを買います。
カードが何枚あるかわかりませんが、たくさん持っています。
私はカードを何枚も持っています。
何時間も勉強しました。
時間が2時間で簡単に数えられるので「何時間も」を使いません。
Aさんが2時間は多いと思う場合は、
「2時間も」を使います。
例)何回も/何人も
数字+も…数が多いと話者が感じる場合に使う(でも容易に数えられる)
例)5回も/30人も
この絵は何年もかけて描かれました。
カードを何枚も持っています。
何時間も勉強しました。
2時間も勉強しました。
何ーか(数が少ない)
全員じゃなくてもいいです。
何人か手伝ってください。
(人数が多かったら…)
「何人か」です。
少ない人数でいいですよ。
(ホワイトボードに漢字テストと書く)
今週勉強した漢字から何個か問題を出します。
問題は多くないです。
「何個か」ですから少ないです安心してください。
B:いいえ、あまり行きません。
C:いいえ、行ったことがありません
Bさんは何回か行ったことがありますね。
Cさんは一度も行ったことがないんですね。
机を運ぶので、何人か来てください。
今週勉強した漢字から何個か問題に出ます。
〇〇レストランへ何回か行ったことがあります。
〇〇レストランへ何度も行ったことがあります。
〇〇レストランへ1回も行ったことがありません。
「何ーも」「1-も」と一緒に例を与えると違いが分かりやすい。
練習
例 昨日、大きい地震があって、病院に運ばれた人が(何人も)いた。
① ( )食べ物を食べなくても死なない。
② ( )前に大きな地震があった。
③ すみません。( )そこの紙を取ってください。
④ 今日は( )授業に来ない学生がいた。
⑤ ( )寝たら頭がすっきりした。
⑥ この計画を成功させるために( )準備をしている。
⑦ プロの寿司職人になるためには( )修業しなければならない。
⑧ 夏休みは図書館で( )本を借りて読むつもりだ。
⑨ 待ち合わせの時間に( )待たされるのは腹が立つ。
⑩ とても辛かったので( )水を飲んでしまった。