【~ことだろう・~ことだろうか・~ことか】 JLPT N2の文法の解説と教え方
今日のクラスはうまくいったぞ!!
何度、教案や教材を作り直したことか。
私も新人の頃はどんなに授業で失敗したことか数えられないわ。
どれほどうれしかったことか…
今でも忘れられないわ…
もらったことないな…
「~ことだろう・~ことでしょう・~ことか」は他人に対してではなく、独り言でよく使われる表現です。
話者自身が今までしてきたことや、感じていることに対して、「それがどの程度なのかを言い表せないほど、非常に~だ」と感情をこめて言いたいときに使われます。
疑問詞と一緒に使われますが、「どのくらい」「どれほど」「どんなに」「なんて」などと一緒に使われることが多いです。
~ことだろう・~ことでしょう・~ことか
長い間勉強して’やっと合格できたら、言葉で表せないぐらい嬉しいですね。
もし、JLPTのN1に合格したらどんなに嬉しいことか。
と言います。
でも、10年ぶりに家族と再会することができました。
そんな時に何と言いますか。
と言います。
「どんなに」は「どれほど」でもいいですよ。
子供が死んでしまいましたから、悲しい気持ちは言葉では説明できませんね。そんな時は、
「子供を事故で亡くして、どんなに悲しかったことか。」
と言います。
「子供を事故で亡くしてしまうのは、なんて悲惨なことでしょう。」
もう一緒に遊びに行けません。
どんな気持ちですか。
親友が重い病気にかかってしまって、どんなに心配なことか。
彼と一緒に遊んだことは、どんなに楽しかったことでしょうか。
私はときどき自分の田舎について、
「私の田舎の景色はどんなにきれいだったことか」
「近所の店で食べたコロッケは、どんなにおいしかったことか。」
「子供のころは、何も考えずに一日中遊んで、なんて幸せだったことか。」
などと思いだします。
みなさんは、どうですか。
私の町の景色は、どんなに美しいことか。
私の国の交通は、どれほど不便なことか。
もし、JLPTのN1に合格したらどんなに嬉しいことか。
10年ぶりに家族に再会できて、どんなに嬉しいことか。
子供を事故で亡くして、どんなに悲しかったことか。
子供を事故で亡くしてしまうのは、なんて悲惨なことだろうか。
もう親友と遊ぶことができないのは、どれほど寂しいことでしょうか。
親友が重い病気にかかってしまって、どんなに心配なことか。
彼と一緒に遊んだことは、どんなに楽しかったことでしょうか。
私の田舎の景色はどんなにきれいだったことか。
近所の店で食べたコロッケは、どんなにおいしかったことか。
子供のころは、何も考えずに一日中遊んで、なんて幸せだったことか。
私の母の料理は、どれほどおいしかったことか。
私の町の景色は、どんなに美しいことか。
私の国の交通は、どれほど不便なことか。
練習
① この試験に合格するために、( )か。
② このかばんを買うために、( )か。
③ 嫌な上司のいる職場で( )か。
④ ( )、どんなに悲しかったことか。
⑤ ( )、どれほど安心したことか。
⑥ ( )、なんて過酷なのだろうか。
⑦ 誰からも信用してもらえないなんて、( )。
⑧ なんということだろうか。( )なんて。
⑨ ( )、どれほど子供ががっかりすることか。
⑩ ( )、どれほど待ったことだろうか。