中級を学ぼう中期の教え方(~という)【伝聞】 JLPT N3の文法の解説と教え方
勉強になるなぁ。
これが結構役に立ちそうな情報が多くて…
太陽の光を取り入れているということかしら…
遊牧民の生活には、昔からの風習や生活の知恵が取り入れられているという、
ことだからな。
~という
(新聞を見せる)
「ということです」は何ですか?
私が新聞から得た情報を皆さんに伝えるときに使います。
「雪が降るそうです」と同じです。
(1冊の本を見せる)
この本にはこう書いてあります。
「好きな色によって、人の性格がわかるという」
「青が好きな人は、真面目で冷静な性格だという」
「人の印象は、見た目で80%決まるという」
「人の性格は子供のときの生活が影響しているという」
この本を書いた人は、どこかで得た情報を私たちに伝えています。
「~そうです」「~ということです」は、得た情報、聞いた情報を話して伝えるときに使います。
「~という」は得た情報、聞いた情報を書いて伝えるときに使います。
(「~という」を使った文章作りをさせる。
好きな色によって、人の性格がわかるという
好きな色によって、人の性格がわかるという
青が好きな人は、真面目で冷静な性格だという
人の印象は、見た目で80%決まるという
人の性格は子供のときの生活が影響しているという
練習問題
①人は( )生きていけないという。
②最近は( )人が増えてきたという。
③( )は( )建てられらという。
④来年( )で( )が開かれるという。
⑤( )は( )によって発明されたという。
⑥昔は( )は珍しかったという。
⑦昔の人は( )という。
⑧この辺は昔は( )という。
⑨( )には最低( )かかるという。
⑩世界には( )人が大勢いるという。
「という」の文型は今までにも数回学習してきました。
簡単におさらいしておきましょう。
①名詞「〜という」
聞き手が知らないと思われる情報。もしくは、話し手は聞き手が知らないと思っていて、
話しても知らない情報について述べる場合に用いられる。
例)田中さんという人から電話があったよ。
例)今度、「菊亭」というレストランで飲み会があるから来てね。
など。
内容を表す「〜という」
「という」の後ろには、「という」の前の言葉についての説明、内容が入り、評価、判断などの文が続く。
教師という仕事はやりがいのある仕事だ。
人生というものは何が起こるかわからない。
結論を示す「〜という」
何か情報を得てから、結論を述べるときに使う。
A:田中さんのお母さんはアメリカ人らしいよ。
B:つまり田中さんはハーフということですね。
A:すみません。来週は試験があるので休んでもいいですか?
B:ということは、来週の月曜日と水曜日は他の人に入ってもらうしかないなぁ。