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新人君
新人君
みなさん、おやつを買ってきました。
いただきます!
おいしいわね。
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
ふたを開けるが早いか、食べ始めるのね…
ええ、このお菓子とても有名なお菓子だから、
なくなる前に食べないと。
先輩さん
先輩さん
新人君
新人君
ええ、本当に書くのが大変でしたよ。
店頭に並ぶが早いか、人が殺到して。
どれどれ、一つ試しに。
もう、ないじゃないか…
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~が早いか」という表現について考えてみましょう。
「~が早いか」は「~なり」と似ていて、
「~の直後/~とほぼ同時に、~が起きる」という意味で使い、
時間が非常に短いことへの驚きを表すときに使います。
「~なり」と同じで、すでに起こったことに対して使います。
「~なり」は前項と後項は同じ主語でしたが、「~が早いか」は別の主語の場合も使えます。
「~早いか」の後件は意志動詞になることにも注意しましょう。
 

~が早いか

(事務所を飛び出している会社員の絵を貼る)

教師
教師
さあ、今日も仕事が終わりました。
終業のベルが聞こえてきました。
あれ、Aさんはかばんを持って事務所を出て行きました。
ベルが鳴るのと同じぐらいのタイミングでしたね。
Aさんは終業ベルが早いか、すぐに事務所を出ました。

(電車がホームに入ってくる様子の絵、女性が電車の中で化粧をしている絵を貼る)
教師
教師
電車がホームに入ってきました。
Aさんです。電車に乗って座席に座りました。
あれっ、かばんから化粧品を出してすぐに化粧を始めました。
Aさんは電車の座席に座るが早いか、化粧を始めました。

(彼に抱き着いている女の人の絵を貼る)
教師
教師
Aさんですね。
彼とデートをするようですね。
それで急いで事務所を出たり、電車の中で化粧をしていたんですね。
あっ、彼を見つけたようです。
彼を見つけるとすぐに抱き着きました。
Aさんは彼を見つけるが早いか、抱き着きました。

(デパートのセールで開店と同時に客が商品に向かって走っている映像を見せる)
教師
教師
今日は新しいゲームの発売日です。
あっ、今デパートが開店しました。
うわー、すごいですね。
店のドアが開くのと同時に、客は商品に向かって走り出しましたね。
店のドアが開くが早いか、客は商品に向かって走り出した。
学生さん
学生さん

(お腹を空かせている様子の人が料理を待っている絵を貼る)
教師
教師
この人は朝から何も食べていません。
今レストランで注文した料理を待っています。
あっ、注文した料理が運ばれてきて、今テーブルの上に並びました。
えっ、並ぶのと同時にすぐ食べ始めましたね。
料理がテーブルに並ぶが早いか、客はすぐに食べ始めた。
学生さん
学生さん

(ラーメン屋で店員に注文している男の人の絵を貼る)
教師
教師
ここはラーメン屋です。
お客さんが入ってきました。
いま席に座りました。
お客さんが店員に「いつものと」と言いました。
店員がメニューを持ってくる前に、注文しましたね。
たった今椅子に座ったところですよ。
椅子に座るが早いか、客は「いつもの」と店員に注文した。
学生さん
学生さん

板書

Aさんは終業のベルが鳴るが早いか、すぐに事務所を出た。
Aさんは電車の座席に座るが早いか、化粧を始めた。
Aさんは彼を見つけるが早いか、すぐに彼に抱き着いた。

店のドアが開くが早いか、客は商品に向かって走り出した。
料理がテーブルに並ぶが早いか、客はすぐに食べ始めた。
椅子に座るが早いか、客は「いつもの」と店員に注文した。

 

練習

① 乗客はドアが開くが早いか、(            )。

② チャイムが鳴るが早いか、彼は(           )。

③ 子供はベッドに入るが早いか、(           )。

④ 両親が家を出るが早いか、子供は(          )。

⑤ 夫は食事を済ませるが早いか、(           )。

⑥ (            )が早いか、すぐに商品は売り切れになった。

⑦ (            )が早いか、すぐに外へ遊びに出て行った。

⑧ (            )が早いか、すぐにメンバーを集めた。

⑨ (            )が早いか、男はすぐにその場から逃げ出した。

⑩ (            )が早いか、客は商品に群がった。

 

新人君
新人君
ふう、この事務所の片づけは大変だ。
片付けたそばから汚れるんだよなぁ…
そうね。
食器も洗ったそばから、すぐに使うから…
きりがないわね。
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
ええ、本当にどうしてかしら?
ごみ箱もきれいにしたそばから、ごみが溜まっているわね…
(自分たちが原因だと気がついていないのか…?)
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~そばから」という表現について学習していきます。
これは「~のあとに、すぐに~が起きる」と言いたいときに使う表現です。
「同じことが繰り返される」様子を述べたり、
「~したのに努力が無駄になった」という気持ちを表します。
「覚えたそばから、すぐ忘れる」のように使います。
話者の不満や残念な気持ちを表し、後件には良くないことが入ることが多いです。
 

~そばから

(ミスをして注意されている会社員の絵を貼る)

教師
教師
困った社員がいます。
上司が注意しても、すぐに同じミスを繰り返します。
あの社員は注したそばから、同じミスをします。

(若い社員に質問されてあきれた顔で答えている上司の絵を貼る)
教師
教師
他の問題もあります。
あの社員はすぐに教えたことを忘れます。
仕事のやり方を教えてもらっても、次にやるときには忘れています。
彼は教えてもらったそばから、忘れてしまって同じ質問をします。

(仕事の書類が溜まっている社員の絵を貼る)
教師
教師
彼は仕事が遅いです。
ですから、仕事を終わらせても、すぐに上司に新しい仕事を頼まれます。
彼は仕事を終わらせたそばから、上司に新しい仕事を頼まれます。
「~そばから」は「~をした後に、すぐに~が起きる事」「同じことが繰り返すこと」を表します。

(勉強ができない学生の絵を貼る)
教師
教師
N2の単語は難しいですね。
あまり使わない単語が多いですから、すぐに忘れてしまいますね。
いつも単語を覚えます。でもいつもすぐに忘れますね。
どう言いますか。
単語を覚えたそばから、忘れてしまいます。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
学校は試験が多いですね。
先週試験が終わりましたが、
試験が終わったあとに、私はすぐに次の試験の話をしましたね。
みなさんは嫌になりますね。
試験が終わったそばから、次の試験の話をされます。
学生さん
学生さん
教師
教師
Aさんは日本語が上手ですね。
Aさんはいつも新しい言葉を覚えたら、すぐに上手に使うことができますね。
Aさんは新しい言葉を覚えたそばから、上手に使えます。
学生さん
学生さん

(テレビショッピングの絵を貼る)
教師
教師
これはテレビショッピングと言います。
私は以前テレビショッピングの会社でアルバイトをしたことがあります。

(コールセンターで電話がたくさんかかってきている様子の絵を貼る)
教師
教師
電話でお客さんの注文を聞くアルバイトでしたが。
とても忙しかったです。
注文を受けて受話器を置くと、すぐに次の電話がかかってきます。
受話器を置いたそばから、次の電話がかかってきます。
学生さん
学生さん
教師
教師
はい、そうですね。
日本人はテレビショッピングが好きですね。
いつもテレビで新しい商品を紹介します。するとその商品はその日に売れ切れてしまいます。
新しい商品を紹介するそばから、売り切れてしまう。
学生さん
学生さん
教師
教師
テレビショッピングで物を紹介する社員も忙しいです。
今の商品を売り終えたら、すぐに次の商品をどう売るかを考え始めています。
今の商品を売り終えたそばから、次の商品をどう売るかを考え始めている。
学生さん
学生さん

板書

あの社員は注意したそばから、同じミスをします。
彼は教えてもらったそばから、忘れてしまって同じ質問をします。
仕事を終わらせたそばから、上司に新しい仕事を頼まれます。

単語を覚えたそばから、忘れてしまいます。
試験が終わったそばから、次の試験の話をされます。
彼は新しい言葉を覚えたそばから、上手に使えます。

受話器を置くそばから、また次の電話がかかってくる。
新しい商品を紹介するそばから、売り切れてしまう。
今の商品を売り終えたそばから、次の商品をどう売るかを考え始めている。

 

練習

① 雪の多い地方では、(       )そばから(       )。

② 喧嘩をするなと叱ったそばから(               )。

③ 妻はいつも給料が入ったそばから(              )。

④ 部屋を掃除したそばから(                  )。

⑤ わんこそばは食べたそばから、(               )。

⑥ (           )そばから、忘れてしまう。

⑦ (           )そばから、同じ質問をする。

⑧ (           )そばから、飲み干してしまう。

⑨ (           )そばから、客のお皿に盛られていく。

⑩ (           )そばから、段ボールに詰めていく。

 

新人君
新人君
昨日初めて絵画を見に行ったんですよ。
見る人に衝撃を与えずにはおかない絵がたくさん展示されていましたよ。
へぇ、あなたが絵を描いているところを見たことないけど、
絵の良さがわかるのね。
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
あなたがクラスで絵を描いているのを見たけど…
お世辞にも上手とは言えないわね…
(あの二人の言動はいつも彼に精神的ダメージを与えずにはおかないな…)
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~ずにはおかない」という表現について考えていきましょう。
この表現は
「~するまではあきらめない、必ず~する」という話者の強い意志を表すときに使う場合と、
「自然に~という感情、行為をしてしまう」と言いたいときに使う場合の、
2通りの使い方があります。
「します」の場合は「せず」になるので注意しましょう。
 

~ずにはおかない(自然に~感情/行為が起きる)

(男の人の話を嫌そうな顔で聞いている人たちの絵を貼る)

教師
教師
課長の長い話が始まりました。
声も嫌ですが、話し方が気持ち悪いです。
課長の話し方は聞いていると、絶対に不快な気持ちになります。
課長の話し方は他の社員に不快感を与えずにはおきません。

(周りの人に白い目で見られている社員の絵を貼る。)
教師
教師
彼女は今ピアノ教室に通っているそうです。
ピアノの楽譜をよく借りるようですが、いつも会社のコピー機でコピーしています。
いつも100ページぐらいの本をコピーしています。
紙も会社の紙を使うし、他の人が仕事の資料のコピーをしたいときも、
彼女がコピー機を使っています。
他の社員は彼女がコピー機を私物化していることを非難しています。
彼女が会社の物を私物化しているのを、他の社員は非難せずにはおきません。
「~ずにはおかない」は「自然に~の感情が起こる」とき「自然に~という行為をしてしまう」ときに使えます。

(素晴らしいピアノの演奏の映像を見せる。)
教師
教師
有名なピアニストが演奏していますね。
彼の演奏を聞いてどんな気持ちになりましたか。
すごいと思いました。
感動しました。
上手なのでびっくりしました。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
この映像でも聞いている人が感動していることがわかりますね。
彼の演奏を聞いたら、聞いている人は自然に感動しますね。
どう言いますか?
彼のピアノの演奏は、聞く人を感動させずにはおきません。
学生さん
学生さん

(著名人の感動的なスピーチの映像を見せる)
教師
教師
彼女のこのスピーチは有名ですね。
世界の平和について話していますね。
見てください、聞いている人はみんなハンカチで涙を拭いていますね。
彼女のスピーチはどんなスピーチですか?
彼女のスピーチを聞いた人は、涙を流さずにはおきません。
学生さん
学生さん

(迫力のある映画の映像を見せる)
教師
教師
これはある映画監督が作った映画の映像です。
とても迫力がありますね。
映像だけではありません。
ストーリーも今までの映画にないようなものです。
この映画を見ると、みんな必ず衝撃を受けます。
彼の作った映画を見ると、衝撃を受けずにはおきません。
学生さん
学生さん

(事務所のパソコンを殴っている社員の絵を貼る)
教師
教師
困った社員がいます。
この間はパソコンのデータ作成でミスをして、会社のパソコンを殴っていました。
パソコンが壊れてしまいました。
殴ってパソコンを壊したのですから、故意ですよね。
会社はどうしますか。
パソコンの修理のお金を彼にもらいます。
学生さん
学生さん
教師
教師
はい、そうですね。
上司が言いました。
会社の物を故意に壊すなんて、弁償させずにはおきません。
「~ずにはおかない」はもう一つ意味があります。
「~必ず~する」という意味で使います。

(先ほどの人物が女性社員の髪を引っ張ている絵を貼る)
教師
教師
彼がまた問題を起こしました。
女性社員が仕事で小さいミスをしただけなのに、彼女の髪を引っ張って怒っています。
これは完全な暴力です。
どうすればいいですか?
上司に報告せずにはおきません。
警察に訴えずにはおきません。
いつかやり返さずにはおきません。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
あんなひどいことをされたら、上司に報告せずにはおきませんね。

(上司が先ほどの社員を注意している絵を貼る)
教師
教師
彼はその後も色々な問題を起こしました。
ある日、上司が彼を呼びました。
何と言いますか。
もう会社をやめさせずにはおきません。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
こんなことを繰り返しているなら、会社をやめさせずにはおきませんね。

板書

彼の話し方は他の社員に不快感を与えずにはおかない。
会社の物を私物化しているのを見ては、彼女を非難せずにはおかない。

彼のピアノの演奏は、聞く人を感動させずにはおかない。
彼女のスピーチを聞いた人は、涙を流さずにはおかない。
彼の作った映画を見ると、衝撃を受けずにはおかない。

会社の物を故意に壊すなんて、弁償させずにはおかない。
あんなにひどいことをされたら、上司に報告せずにはおかない。
今のようなことを繰り返すなら、会社をやめさせずにはおかない。

 

練習

① (            )たら、弁償させずにはおかない。

② (            )ては、彼を非難せずにはおかないだろう。

③ 彼の言動は周りの人を、(          )ずにはおかない。

④ 彼女の口の悪さは、私を(           )ずにはおかなかった。

⑤ (            )は、見た人に衝撃を与えずにはおかなかった。

⑥ (            )は、私を不安にさせずにはおかなかい。

⑦ 彼女の美しさは、多くの男性を(           )せずにはおかない。

⑧ 彼の演奏は聞く人の心を(           )ずにはおかなかった。

⑨ (           )は、見るも人を驚かせずにはおかないだろう。

⑩ (           )は、経済にダメージを与えすにはおかなかった。

 

新人君
新人君
そう、あの建物に入ったが最後…
出てきた人は一人もいないそうです。
何の話をしているの?
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
ああ、隣の町にある病院の跡地の話よ。
なんでも、幽霊が出るとか…
行方不明になった人がたくさんいるとか…
(怖い話を始めたが最後、あの二人は仕事のことも忘れてしまうな…)
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~たが最後」「~たら最後」という表現について学習していきます。
これは、「もし~をしたら、必ず~という悪い結果になってしまう」と
言いたいときに用いられる表現です。
後件には絶望的な状態を表す文章が入ります。
「~たが最後だ。」のように文末に使われる場合もあり、
この場合も「もし~したら、言うまでもなく絶望的な結果が待っている」と
述べるときに使われます。
 

~たが最後/~たら最後

(強引そうな顔をしている営業マンの絵を貼る)

教師
教師
彼は有名な営業マンです。
有名な理由は「誠実じゃない」「強引に物を売る」などです。
もし、あの営業マンを家へ入れてしまったら、大変なことになります。
彼はお客さんが物を買うまでは帰らないんです。最悪ですね。
あの営業マンを家へ入れたら最後、客が商品を買うまで帰りません。
「~たら最後」は、「何かをしたら最悪の結果になる」と言いたいときに使います。
「~たが最後」でもいいですよ。

(先ほどの営業マンが商品を説明している絵を貼る)
教師
教師
彼はまず一人暮らしのお年寄りの家へしか行きません。
まず、「この商品を使わないとあなたは病気になります。」と言って心配させます。
それから「このチャンスを逃したら最後、もうこの商品は販売されません。」と言います。
お年寄りは不安ですから買ってしまいます。

(クレームの電話をしている老人の絵を貼る)
教師
教師
商品を買った後、商品に効果がないことがわかります。
契約を取り消しために電話をしても、サインをしてしまったので、1年間は契約は取り消せません。
一度サインをしたが最後、契約を取り消すことは出来ません。

(学校の絵を貼る)
教師
教師
この学校には色々な規則がありますね。
もしテストでカンニングが見つかると、最悪の結果になりますね。
どうなりますか?
カンニングが見つかったが最後、試験は0点になります。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
じゃあ、もし授業中に携帯を使っているのが見つかったらどうなりますか?
授業中に携帯を使ったが最後、携帯は教師によって1週間保管されます。
学生さん
学生さん
教師
教師
はい、そうですね。
もし、校内でたばこを吸ってしまったらどうなりますか?
たばこが見つかったが最後、学校を退学処分になります。
学生さん
学生さん

(寝ている人を起こそうとしている絵を貼る)
教師
教師
私の父が寝ています。
父は寝てしまうと、なかなか起きません。
地震があっても起きません。
名前を呼んでも起きません。
顔を叩いても起きません。
父は寝たら最後、顔を叩いても起きません。
みなさんの家族はどうですか?
兄はゲームをしたら最後、母が呼んでも部屋から出て来ません。
母がマイクを握ったら最後、私たちが歌うチャンスはなくなります。
弟は遊びに出たら最後、夜まで帰ってきません。
学生さん
学生さん

板書

あの営業マンを家へ入れたら最後、客が商品を買うまで帰らない。
このチャンスを逃したら最後、もうこの商品は販売されません。
一度サインをしたが最後、契約を取り消すことは出来ません。

カンニングが見つかったが最後、試験は0点になります。
授業中に携帯を使ったが最後、携帯は教師によって1週間保管されます。
たばこが見つかったが最後、学校を退学処分になります。

父は寝たら最後、顔を叩いても起きません。
兄はゲームをしたら最後、母が呼んでも部屋から出て来ません。
母がマイクを握ったら最後、私たちが歌うチャンスはなくなります。

 

練習

① (            )が最後、二度と戻ってくることはできないだろう。

② (            )が最後、会社を辞めるしかないだろう。

③ (            )が最後、助かる方法はないだろう。

④ (            )が最後、途中でやめることはできない。

⑤ (            )が最後、すべての信用を失うだろう。

⑥ 間違って上書き保存をしてしまったが最後、(          )。

⑦ あの人に物を貸したら最後、(                 )。

⑧ 信頼を失ったら最後、(                    )。

⑨ カンニングをしているのが見つかったが最後、(         )。

⑩ 妻に浮気がばれたが最後、(                  )。

 

新人君
新人君
今日も説明がわかりにくいって言われた…
次こそはみんなが納得する説明を準備してやるぞ!!
いつもは落ち込んでばかりなのに、
今日はやけに力が入っているわね。
先輩さん
先輩さん
新人君
新人君
ええ、今年こそは一人前と呼ばれるようになってやる!
と決めたんです。
だからみなさんも協力してください!!
中堅さん
中堅さん
協力…?
自分の力で一人前になってやるという気迫が欲しいわね…
(うーん、しばらくは一人前にはなれないかもな…)
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~てやる」という表現について学習していきます。
「~てやる」は「~てみせる」と同じで強い意思を表しますが、
「こんな会社辞めてやる」
「もし彼に捨てられたら死んでやる」
のような不満や怒り、リベンジ、自暴自棄などの感情が含まれています。
なので「明日こそはプロポーズしてやる」のような使い方はしません。
 

~てやる

(試験をしている学生の絵を貼る)

教師
教師
今年の7月にN1に挑戦しましたが、
残念なことに不合格でした。
でも12月にまた挑戦できますね。
みなさんは、どう言いますか。
12月こそ合格してみせます。
学生さん
学生さん
教師
教師
はい、そうですね。
「~てみせる」を使えましたね。
今日は他の言い方です。
「12月こそは、JLPTのN1に合格してやる」です。
「~やる」も強い決意を表すときに使えます。

(人に馬鹿にされて悔しそうな顔をしている人の絵を貼る)
教師
教師
私はいつも他の人に馬鹿にされています。
今は馬鹿にされていますが、いつかは見返そうと強く思っています。
「~やる」を使って、どう言いますか?
「馬鹿にした人を、いつか見返してやる」です。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
それから、将来成功して他の誰よりも幸せになることを強く思っています。
どう言いますか。
将来、成功して他の誰よりも幸せになってやる。
学生さん
学生さん
教師
教師
はい、そうですね。
「~てやる」は悔しいときや不満があるときによく使いますよ。

(泣き叫んでいる女の人の絵を貼る)
教師
教師
私の彼女ですが、少し問題があります。
彼女は物事が思い通りにならないと、すごく危険なことを言います。

(ビルから飛び降りようとしている女の人とそれを止めている男の人の絵を貼る)
教師
教師
この前、彼女は猫を飼いたいと言いました。
私は「猫アレルギーがあるから飼えないと」言いました。
彼女は突然部屋の窓を開けて、「猫が飼えないなら、ここから飛び降りてやるわ。」
と言いました。
ちょっと怖いです。「
教師
教師
この前、彼女が友達のパーティーに誘われました。
私も一緒に参加してほしいと言いますが、その日は出張でいません。
すると、彼女が「もし一緒に来てくれないなら、裸で参加する」と言いました。
本気の目です。強い決意が感じられました。
彼女はどう言いましたか?
もし一緒に来てくれないなら、裸で参加してやるわ。
学生さん
学生さん
教師
教師
はい、そうなんです。
ちょっと、面倒くさい性格です。
それで、もう我慢できないので、別れることにしました。
その気持ちを彼女に伝えました。
彼女が何と言ったと思いますか?
別れるとか言うなら、あなたが死ぬまで恨んでやる。
別れるつもりなら、あなたを殺してやるわ。
あなたを殺して、私も死んでやるわ。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうなんです。
本当に困っています。

(不満そうな顔で働いている人の絵を貼る)
教師
教師
この会社は、本当につらいです。
朝早くから夜遅くまで働かなければなりません。
肉体労働ですから、体も痛いです。
みなさんどう言いますか?
本当に仕事が辛い。こんな会社もう辞めてやる。
学生さん
学生さん
教師
教師
はい、そうですね。
仕事も辛いですが、上司も本当に嫌な人です。
すぐに人の頭を叩きます。
仕事以外のことでも色々と命令してきます。
もし可能なら殴りたいです。
本当に嫌な上司だ。いつか殴ってやりたい。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
さらに、先日この会社が法律で許されない悪事を働いていることを知りました。
早くこんな会社は辞めたほうがよさそうです。
そして、この会社の悪事を、世間に公開しなければなりません。
この会社の悪事を、世間に公開してやる。
学生さん
学生さん

板書

来年こそは、絶対にJLPTのN1に合格してやる。
私のことをバカにした人をいつか見返してやる。
将来、成功して他の誰よりも幸せになってやる。

猫が飼えないなら、ここから飛び降りてやるわ。
もし一緒に来てくれないなら、裸で参加してやるわ。
別れるとか言うなら、あなたが死ぬまで恨んでやる。

本当に仕事が辛い。こんな会社もう辞めてやる。
本当に嫌な上司だ。いつか殴ってやりたい。
この会社のおこなっている悪事を、いつか世間に公開してやる。

 

練習

① 今回はだめだったが今度こそ、(             )てやる。

② 一生懸命に働いて、(                  )てやる。

③ 今度ひどいことをされたら、絶対にあいつを(       )てやる。

④ こんな会社もう我慢できない。(             )てやる。

⑤ またゲームで負けた。次は絶対に(            )てやる。

⑥ (                )。もう死んでやる。

⑦ (                )、絶対に後悔させてやる。

⑧ (                )、一生恨んでやる。

 

新人君
新人君
昨日は雨に降られるわ、バスに乗り遅れるわ、
大変な一日でした。
ふーん、
それは大変だったわね。
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
天気予報を見たり、早めに家を出たり、
もう少し気をつければいいのに…
みんな、おはよう!
昨日は大変な一日だったぞ…
酔っぱらって転んで怪我をするわ、家の鍵をなくすわ。
ベテランさん
ベテランさん
中堅さん
中堅さん
(自業自得ね…)

今回は「~わ~わ」という表現について考えていきます。
これは、嬉しい状況や良くない状況や理由などを並べて言うときに使う表現です。
「わ」の前には普通形が入ります。
過去のことを言いたいときは文末のみを過去形にしましょう。
似ている文法で「~わ~わで」がありますが、こちらはよくないことにだけ使います。
 

~わ~わ

(疲れた様子の会社員の絵を貼る)

教師
教師
私の働いている会社は本当にひどい会社です。
その理由は、給料も低いです。残業も多いです。
給料も低いわ、残業も多いわ、本当にひどい会社です。
「~わ~わ」は理由を並べるときに使う文法ですよ。

(怒っている上司の絵を貼る)
教師
教師
私の上司は本当に嫌な上司です。
すぐに怒ります。それに指示したことを忘れます。
「~わ~わ」を使ってどう言いますか。
すぐ怒るは、指示したことを忘れるわ、本当に嫌な上司です。
学生さん
学生さん

(忙しそうに働いている会社員の絵を貼る)
教師
教師
レポートの締め切りが近いです。それから、会議も多いです。
今週は本当に忙しいです。
どう言いますか。
レポートの締め切りも近いわ、会議も多いわ、今週は本当に忙しいです。
学生さん
学生さん

(山のふもとにある、きれいなホテルの絵を貼る)
教師
教師
この前、温泉旅行へ行きました。
インターネットで調べて、安くて良さそうなホテルが見つかりました。
駅からバスやタクシーでも簡単に行けるし、写真で見ると部屋もきれいです。
近くにはハイキングのコースもあります。

(スーツケースを疲れた様子で引いている人の絵を貼る)
教師
教師
駅について、びっくりしました。
インターネットの情報が古かったようで、バスの路線が廃線になっていました。
観光客が少ない場所なので、タクシーも見つかりません。
ホテルの送迎サービスもないので、結局5キロも歩かされました。
どう言いますか。
バスもないわ、タクシーも見つからないわ、5キロも歩かされました。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
最悪だったことがあります。
インターネットに使われていたホテルの写真は、
10年以上前に撮った写真だったようです。
実際は部屋のお湯が出ませんでした。それに部屋が汚かったです。
教師
教師
あなたの国の説明をするとき、何について話しますか?
このホテルはお湯もでないわ、部屋も汚いわ、最悪でした。
学生さん
学生さん
教師
教師
はい、そうですね。
次の日にハイキングコースへ行きました。
私は本当についていません。
ハイキングのときに、スマホが落ちて壊れてしまいました。
それから、猿が私のかばんを盗りました。
本当についていない一日でした。
猿にかばんを盗られるわ、スマホは壊れるわ、本当についていない一日でした。
学生さん
学生さん

板書

給料も低いわ、残業も多いわ、本当にひどい会社だ。
すぐ怒るは、指示したことを忘れるわ、本当に嫌な上司だ。
レポートの締め切りも近いわ、会議も多いわ、本当に忙しい。

バスもないわ、タクシーも見つからないわ、5キロも歩かされた。
このホテルはお湯もでないわ、部屋も汚いわ、最悪だ。
猿にかばんを盗られるわ、スマホは壊れるわ、ついていない一日だった。

 

練習

① (        )わ、(         )わ、最悪の一日だった。

② (        )わ、(         )わ、最近田中さんは変だ。

③ (        )わ、(         )わ、こんな商品売れるはずがない。

④ (        )わ、(         )わ、ここに旅行に来て正解だった。

⑤ (        )わ、(         )わ、悪いことばかりしている。

⑥ 話しはおもしろいわ、話し方は丁寧だわ、(               )。

⑦ 残業は多いわ、人間関係も良くないわ、(             )。

⑧ 料理はおいしいわ、窓からの眺めはいいわ、(          )。

⑨ 寝坊はするわ、仕事は遅いわ、(                )。

⑩ 今週はレポートもあるわ、試験もあるわ、(           )。

 

今日は疲れた顔をしているわね…
先輩さん
先輩さん
また、クラスで失敗をしたの?
先輩さん
先輩さん
新人君
新人君
人の顔を見るなり、クラスでの失敗だなんて…
朝、久しぶりにジョギングをしたので疲れただけですよ。
ジョギングをしているの?
知らなかったわ。
先輩さん
先輩さん

今回は「~なり」という表現について考えてみましょう。
この表現は、「Aという動作のすぐ後で、Bが起きる」というときに使います。
起きた出来事、他の人の予想外の行動に対して、話し手が驚いたときに使います。
すでに起きたことに対して使うので、時制は過去だけになります。
また、自分のことに対しては使えません。
 

~なり

(家族4人の絵を貼る)

教師
教師
私の家族は4人です。
主人と娘、息子がいます。

(娘が号泣している絵を貼る)
教師
教師
そろそろ、高校生の娘が家に帰ってくる時間です。
ほら、帰ってきました。
娘は私の顔を見ると、すぐに泣きだしました。びっくりしました。
娘は私の顔を見るなり、泣き出しました。
電車で痴漢をされて怖かったそうです。

(すごい怒っている息子の絵を貼る)
教師
教師
そろそろ息子も帰ってきます。
ほら、帰ってきました。
「おかえ…」
息子は家に入って私を見ると、すぐに文句を言いだしました。
息子の弁当に蕎麦を入れたので、友達に笑われたと怒っています。

(主人がトイレに入っている絵を貼る)
教師
教師
もう夜です。
そろそろ主人も帰ってきます。
あ、帰ってきました。
「あなた、おかえりな…」
主人は帰宅すると、すぐにトイレに駆け込みました。
主人は家に帰宅するなり、トイレへ駆け込みました。
私の作った弁当を食べてから、おなかの調子が悪いと言っていました。
「~なり」は「~ををして、すぐに~」と言うときに使いますよ。
驚いたとき、予想外だったときによく使います。

(銀行強盗が銀行を襲っている絵を貼る)
教師
教師
昨日、銀行へ行ったら、大変な事件に巻き込まれてしまいました。
私が受付の椅子で待っているときに、一人の男の人が入ってきました。
その男の人は銀行に入るとすぐに「金を出せ」と叫びました。
手にはナイフを持っていました。
どう言いますか。
男が銀行に入るなり、「金を出せ」と叫びました。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
私は強盗を見た店長が、すぐに警察を呼ぶための非常ボタンを押したのを見ました。
店長は強盗を見るなり、非常ボタンを押しました。
学生さん
学生さん
教師
教師
はい、そうですね。
3分ぐらい経ちました。
強盗はまだナイフを手に叫んでいます。
そのとき、突然ドアが開きました。すると警察が犯人に飛びかかりました。
警察がドアを開けて、あっという間の出来事でした。
警察官はドアを開けるなり、犯人に飛びかかりました。
学生さん
学生さん

(犬が吠えている絵を貼る)
教師
教師
昨日散歩しているときに、ある家の前を通りました。
その家には大きな犬がいました。
その犬は私を見ると、吠え始めました。
大きな犬は私を見るなり、吠え始めました。
学生さん
学生さん
教師
教師
でも、そのあとすぐに、飼い主の声が家の中から聞こえて、犬はすぐに静かになりました。
犬は飼い主の声を聞くなり、静かになりました。
学生さん
学生さん

 

板書

娘は私の顔を見るなり、泣き出した。
息子は家へ帰るなり、私に文句を言った。
主人は家に帰宅するなり、トイレへ駆け込んだ。

男が銀行に入るなり、「金を出せ」と叫んだ。
店長は強盗を見るなり、非常ボタンを押した。
警察官はドアを開けるなり、犯人に飛びかかった。

あの犬は私を見るなり、吠え始めた。
あの犬は飼い主の声を聞くなり、静かになった。

 

練習

① 彼女は私の顔を見るなり、(           )。

② 父は受話器を置くなり、(            )。

③ 彼女は席を立つなり、(             )。

④ 男は料理を口にするなり、(            )。

⑤ 母は私に会うなり、(              )。

⑥ その男は(         )なり、挨拶もせずに部屋に入ってきた。

⑦ あの犬は(          )なり、追いかけてきた。

⑧ 息子は(           )なり、ため息をついた。

⑨ 娘は(            )なり、吐き出した。

⑩ 父は(            )なり、怒り出した。

 

新人君
新人君
ええと、来週1日休みを取ってもいいでしょうか?
あら?
有休を使うなんて珍しいわね?
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
それに、結構急なのね?
何かあったの?
新人君
新人君
高校の時の先生が入院してしまったので、
お見舞いかたがた伺おうと思っているんです。
そうか。わかった。
代わりの先生はいくらでもいるんだ!!
今の仕事の報告かたがた行ってこい!!
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~かたがた」という表現について学習していきます。
これは、「Aという目的も兼ねて、Bをする」という意味で使われます。
文の前半には「お礼、お見舞い、お祝い、ご報告、ご挨拶、お詫び」などの言葉がよく使われます。
文の後ろの部分には「行く、伺う、訪ねる、来る」など移動に関係のある動詞が使われることが多いです。
手紙やメール、目上の人と話すときなど、かしこまった場面で使われる表現です。
 

~かたがた

(自宅療養している男の人の絵を貼る)

教師
教師
私の上司が病気で倒れてしまいました。
私は上司のお見舞いをしたいので、上司のうお宅へ伺いました。
お見舞いという目的を兼ねて、上司のお宅へ伺いました。
こんな時は「お見舞いかたがたお宅へ伺いました」
がいいです。
「かたがた」は「~を兼ねて」「~ついでに」と同じ意味で使います。
上の人や手紙やメールなどで使います。

(定年退職した人の絵を貼る)
教師
教師
高校時代にお世話になった先生が定年退職をしたと聞きました。
久しぶりに先生の家を訪ねて、お祝いをしました。
どう言いますか?
今年定年退職をした先生の家を、お祝いかたがた訪ねました。
学生さん
学生さん

(結婚式の絵を貼る)
教師
教師
今度結婚することになりました。
両親以外にはまだ行っていません。
故郷に帰って、親戚や友達に報告します。
結婚の報告かたがた故郷に帰った。
学生さん
学生さん

(仕事でミスをして電話で怒られている社員の絵を貼る)
教師
教師
仕事で大きな失敗をしてしまいました。
お客さんから電話をもらって、怒られました。
どうしますか?
お客さんに謝ります。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
どうやって謝りますか?
電話ですか。メールですか。
とても大きいミスです。
お客さんの所へ行って、直接謝ります。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
謝ることは「お詫び」を使いますね。
お客さんにどう言いますか。
お詫びかたがた一度お伺いします。
学生さん
学生さん
教師
教師
はい、そうですね。

(仕事中に怪我をしている人の絵を貼る)
教師
教師
上司が仕事中の事故でけがをしました。
手と足を怪我してしまいました。
今は仕事を休んでいますが、上司は独身ですから心配です。
みなさんならどうしますか?
手と足を怪我しているので、家事を手伝います。
お見舞いに行きます。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
お見舞いに行きます。手伝いに行きます。
どう言いますか?
上司が怪我をしたので、お見舞いかたがた手伝いに行った。
学生さん
学生さん

板書

上司が病気で倒れたので、お見舞いかたがた伺った。
今年定年退職をした先生の家を、お祝いかたがた訪ねた。
結婚の報告かたがた故郷に帰った。

お詫びかたがた一度そちらへお伺いします。
上司がけがをしたので、お見舞いかたがた手伝いに行った。

 

練習

① 去年お世話になった上司のうちへ、(        )かたがたお宅へ伺った。

② 部長が自宅療養しているので、(        )かたがた仕事の相談に行った。

③ 病気の父の(        )かたがた、故郷へ久しぶりに帰った。

④ 今度(        )かたがた、そちらへ伺います。

⑤ (            )ので、お礼かたがた報告に参りました。

⑥ (            )、お詫びかたがた一度お伺いします。

⑦ (            )、お祝いかたがた挨拶申し上げます。

 

新人君
新人君
どうしよう。
レポートに挿入するデータが準備できていない…
データを抜きにしては、レポートが完成しないなぁ。
何をそんなに慌てているの?
昼休みぐらい休んだら?
食事を抜きにしては、いい仕事なんかできないんだから。
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
まあ、次の勉強会は、あなたの発表抜きでは進行できないから
焦るのも理解できるけど…
まだ時間はあるから食事に行かない?
そうだぞ!!
さあ、みんなで食事に行こう!!
昼のメニューなんだが、多数決で意見が二つに割れていて、
君の意見抜きでは何を食べるかも決まらないんだ。
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~にして」という表現について学習していきます。
これはの表現は「2面性がある」と言いたいときに使い、
「歌手にして、作家でもある」
というように身分を表して並列で使う用法と、
「彼の字は大胆にして、繊細である」
というように逆説的に使う用法があります。
硬い表現なので書き言葉としてよく使われます。
 

~にして

(社長の椅子に座って働いている人の絵、同じ人物がテレビで経済について話している絵を貼る)

教師
教師
彼は会社の経営者をしています。
彼は経済の研究をしていたことがあり、
経済についてとても詳しいので、
自分の会社を上手に成功させました。
ときどきテレビにも経済の評論家として出演しています。
彼は経営者にして経済評論家でもあります。

(部長の椅子に座っている人の絵を貼る。同じ人物がパソコンで投資活動をしている絵を貼る)
教師
教師
この人はある企業で部長として働いています。
会社へ行く前、昼休み、仕事が終わったあとは投資活動に時間を使っています。
彼はある企業の部長にして投資家でもあります。

(事務所で働いている会社員の絵を貼る)
教師
教師
彼はこの会社で事務員として働いています。
彼は休みの日や仕事が終わってから、いつもゲームをします。
そしてゲームをしている動画をユーチューブにアップロードしています。
彼はサラリーマンにしてユーチューバーでもあります。
「~にして」は「2つの面がある」ときに使います。
身分などについていうときに「~でもある」と一緒によく使いますよ。
それから、「2つの反対の要素が混ざっている」ときにも使えますよ。
今度はこちらの使い方を練習します。

(風景が描かれたたくさんの絵画作品を見せる)
教師
教師
これらはある有名な画家が書いたものです。
どうですか?
うーん、よくわかりませんが、
とてもたくさん色があって綺麗です。
私はとても勢いがあると思います。
迫力があります。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうでうか。
私も絵画についてはあまり詳しくないんですが、
絵画の評論家の話では、
この画家の筆遣いは、大胆でもあるし、反対に繊細でもあるそうです。
「~にして」を使って接続できます。
この画家の筆遣いは大胆にして繊細でもあります。
学生さん
学生さん

(画家が絵を描いている絵と、同一人物が医者として働いている絵を貼る)
教師
教師
彼の絵はすばらしいですが、彼の本当の仕事は医師です。
「~にして」を使ってどう言いますか?
彼は医師にして画家でもありました。
学生さん
学生さん
教師
教師
はい、そうですね。
これは「2つの面」があるときの使い方ですね。

(女の人が描かれた絵を見せる)
教師
教師
これも彼の作品です。
最初に見た作品は全部風景画でしたね。
この作品は彼の奥さんがなくなったときに描かれました。
これは彼が一番最初に人物を描いた絵です。
そして、人物の絵はこれしかないので、
これが最後の人物を描いた絵です。
どう言いますか?
彼が人物画を描いたのは、これが最初にして最後でした。
学生さん
学生さん
教師
教師
はい、そうですね。

板書

彼は経営者にして経済評論家でもある。
彼はある企業の部長にして投資家でもある。
彼はサラリーマンにしてユーチューバーでもあります。

この画家の筆遣いは大胆にして繊細でもあります。
彼は医師にして画家でもあった。
彼が人物画を描いたのは、あれが最初にして最後だった。

 

練習

① 彼女は(       )にして(        )でもある。

② 彼の作品はどれも(      )にして(        )という特徴がある。

③ 彼の話し方は(       )にして(      )なので人気がある。

④ (          )のは最初にして最後だった。

⑤ (             )だが、実に単純にして難解である。

⑥ この価格にしてこの味、きっと(            )売れるに違いない。

⑦ あの人は成績優秀にしてスポーツ万能、(              )。

⑧ あの音楽は壮大にして繊細で、(                  )。

 

新人君
新人君
あの学生いつも黒ずくめの服を着ていますね…
そうね。
あの学生の彼女もおもしろい服装よね…
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
そうね。
上から下まで全部…
全身ブランドずくめね…
新人君
新人君
色々なセンスをした人がいますね。
(人のことを言える服装か…?
上から下まで安物の服を着てるじゃないか…)
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~ずくめ」という表現について考えてみましょう。
この表現は、
「大部分が~で占められている」、
「~が連続する」
と言いたいときに使います。
いいことにも悪いことにも使うことができます。
ともに使われる言葉は限定的なので一緒に覚えてしまいましょう。
 

~ずくめ

(パーティーに黒ずくめのファッションで参加している人の絵を貼る。)

教師
教師
色々な人がパーティに参加していますね。
この男の人を見てください。
靴も黒、靴下も黒、ズボンもシャツも黒、帽子も黒ですね。
上から下まで全部黒いファッションですね。
彼は全身黒ずくめの格好でパーティーに参加していますね。

(パーティーで上から下までブランドの物を身に付けている女の人の絵を貼る)
教師
教師
この女の人を見てください。
帽子もかばんもドレスも全部有名なブランドの物を身に付けていますね。
あの女の人はブランドずくめのファッションで現れました。

(パーティーで色々な種類の料理が並んでいる絵を貼る)
教師
教師
すごい料理ですね。
日本料理、韓国料理、洋食、あちらには中華料理やインド料理もありますね。
すごいご馳走ですね。
日本料理、韓国料理、洋食とご馳走ずくめのパーティーです。
「~ずくめ」は「大部分が同じ物で占められている」ときや、
「何かが連続して起きた」ときに使います。

(お金を拾って喜んでいる絵、彼女ができて喜んでいる絵、昇進して喜んでいる絵の絵を貼る)
教師
教師
今週はいいことがたくさんありました。
道を歩いているときに、お金を拾いました。
それから、彼女ができました。
それから、昇進することができました。
本当にいいことがたくさんありました。
「~ずくめ」を使ってどう言いますか。
今週はいいことづくめでした。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
お金を拾ったり、彼女ができたり、昇進したり、いいことづくめの1週間でした。

(会議をしている絵を貼る)
教師
教師
昨日会議がありました。
昨日の会議にはいつもは参加しない会長が参加しました。本当に異例なことです。
また、いつもは部長や課長などが中心に話しますが、
昨日の会議では会長が若い社員の意見も聞きたいと言ったので、
新人社員が意見を述べる機会がありました。
そして、進入社員の意見が採用されました。これも異例です。
昨日の会議は、会長が参加したり、新人の意見が採用されたり異例ずくめでした。
学生さん
学生さん

(残業している会社員の絵を貼る)
教師
教師
先月から新しいプロジェクトが始まりました。
色々と準備しなければならないことがあります。
それで、毎日残業が続いています。
新しいプロジェクトが始まり残業ずくめの毎日です。
学生さん
学生さん

板書

彼は全身黒ずくめの格好でパーティーに参加している。
彼女はブランドずくめのファッションで現れた。
日本料理、韓国料理、洋食とご馳走ずくめのパーティーです。

お金を拾ったり、彼女ができたり、昇進したり、いいことづくめの1週間だった。
昨日の会議は、会長が参加したり、新入社員の意見が採用されたり異例ずくめだった。
新しいプロジェクトが始まり残業ずくめの毎日だ。

 

練習

① 全身(       )ずくめの、怪しい男が立っている。

② 部緒にほめられたし、宝くじも当ったし、彼女もできたし、最近(         )ずくめだ。

③ 今年の陸上大会は(        )ずくめの大会になって、盛り上がった。

④ 今週は(       )ずくめで、早く家に帰れない。

⑤ (              )は規則ずくめで嫌になる。

⑥ (             )などいい事ずくめの一年だった。

⑦ (           )は、上から下までブランドずくめのファッションで現れた。

⑧ (           )は、ごちそうずくめでした。