みんなの日本語の教案と教材【第32課】「~ほうがいいです」「~ないほうがいいです」の教え方
この課の文型は割と簡単ですね。
スムーズに導入、練習が進みそうですね。
クラスも盛り上がるわね。
自由に文章を作らせて盛り上げていくのよ…
「~でしょう。」を使う場面と、そのイントネーションだな!!
第21課で学習した「~でしょう。」(同意を求める)と同じだが、
この課の「~でしょう。」の発音は語末が下がって、予測になるぞ!!
「他の人へ助言ができる。」
「予測や推量を確実さのレベルによって使い分けて伝えられる。」
~たほうがいいです。
(ホワイトボードに具合が悪そうな人の絵を描く)
教師 この人は具合が悪いです。 みなさんはアドバイスをしたいです。何と言いますか。 薬を飲んでください。 学生さん 教師 「~ください」はリクエストです。 アドバイスは… 「薬を飲んだほうがいいです。」です。 |
文型の作り方を説明する。
(ホワイトボードに壊れそうなパソコンを操作している人絵を描く)
教師 この人に何と言いますか。 新しいパソコンを買ったほうがいいです。 学生さん (ホワイトボードに目の下にクマができている人の絵を描く) 教師 この人に何といいますか。 寝たほうがいいです。 学生さん |
フラッシュカードで練習
くすり を のんだ ほうがいいです。
新しい パソコン を 買った ほうがいいです。
~ないほうがいいです。
(ホワイトボードにタバコをたくさん吸っている人の絵を描く)
教師 この人に、何と言いますか。 タバコを吸った… 学生さん 教師 タバコを吸いませんは、 「タバコを吸わないほうがいいです」になります。 |
文型について説明
(腐っている牛乳の絵を描く)
教師 この牛乳を飲みたいです。 何と言いますか。 飲まないほうがいいですよ。 学生さん |
フラッシュカードで練習
タバコ を すわない ほうがいいです。
この ぎゅうにゅう を のまない ほうがいいですよ。
~ほうがいいです(会話)
(ホワイトボードに二人の人物を描く…一人は頭が痛そう、もう一人はアドバイスをしている絵)
一人二役で、
教師 朝から頭が痛いんです。 そうですか。 早く家へ帰って、休んだほうがいいですよ。 教師 |
(マスクをしている人の絵を描く)
教師 この人は何と言いますか。 風邪をひいたんです。 学生さん 教師 この人にアドバイスをしてください。 じゃ、病院へ行ったほうがいいですよ。 冷たいものを食べないほうがいいですよ。 学生さん |
色々なフラッシュカードで練習
ペアワークで練習
意味も分かりやすいし。