【 ~てやまない 】 JLPT N1の文法の解説と教え方
人前での発表には慣れているでしょう。
私はすべてがうまくいくことを信じてやまないわ。
あまり発表の準備していないようだから、ちょっと心配ね。
何事もなく無事に終わることを願ってやまないわ…
(酒の席とは言え、
発表者をやるなんて言ったことを後悔してやまない…)
これは、「長い間、~という感情が強く続いている」という意味で使われます。
一緒に使う言葉は決まっているので覚えてしまいましょう。
「願う」「祈る」「望む」「愛する」「期待する」「尊敬する」「感謝する」
などのいい意味の言葉がよく使われます。
「後悔する」のような悪い意味でも使います。
~てやまない
(地震の被害の写真を貼る)
私は本当に自分の故郷を愛しています。
いつも故郷の山や川、友達、家族のことを思い出します。
愛してやまない故郷が地震の被害に遭ってびっくりしました。
(町の壊れた建物や破壊された橋や道路の絵を貼る)
これから復興作業が始まると思います。
被害に遭った町の早い復興を心から願っています。
地震で被害にあった町の早い復興を願ってやみません。
(友達の絵を貼る)
家族や多くの友達は無事でしたが、連絡が取れない友達もいます。
本当に心配です。
私は本当に友達が無事なことを祈っています。
地震の被害に遭った友人の無事を祈ってやみません。
「~てやみません」は「長い間~と強く思っている」ということを言うときに使います。
(ここ最近の新しい技術で開発された物の写真を貼る)
私は科学技術の発展が暮らしを豊かにするとずっと信じています。
「~てやまない」を使って、どう言いますか?
(ダイエットやエステ、整形手術をしている女性の絵を貼る)
みんな何を望んでダイエットなどをしますか?
若いままでいたいです。
痩せたいです。
女性は、いつまでも美しいままでいることを、いつも強く望んでいますね。
(戦争や紛争が起きている絵を貼る)
みなさんはこの問題についてどう思いますか。
戦争が終わることを望んでやみません。
人々の暮らしが元に戻ることを祈ってやみません。
愛してやまない故郷が地震の被害に遭ってびっくりしました。
地震で被害にあった町の復興を願ってやみません。
地震の被害に遭った友人の無事を祈ってやみません。
科学技術の発展が暮らしを豊かにすると信じてやみません。
いつまでも美しいままでいることを望んでやみません。
世界が平和になることを願ってやみません。
練習
① 親は子供の幸せを( )やまないものだ。
② 友達の病気が一日でも早く治ることを( )やまない。
③ あの選手がオリンピックでメダルをとることを( )やまない。
④ ( )やまない恩師からの手紙を今でも大事にしまってある。
⑤ ( )やまない息子のために、今日も仕事を頑張る。
⑥ ( )ことを後悔してやまない。
⑦ 多くの人間が( )ことを望んでやまない。
⑧ あの作家は晩年まで( )を愛してやまなかった。
⑨ ( )ことを期待してやまない。
⑩ ( )ことを信じてやまない。