日本語文法の教材「尊敬語」の教材 あれこれ配布中
「尊敬語」の教材

「尊敬語」も作るしかないわね。


「謙譲語」だけ作りました。というわけにはいかないわよね?
尊敬語は3つのパターンがあるからな。
枚数も減らせないな…


今回は変形の練習に重点を置きました。
それぞれ例外があるわね…

尊敬語(受け身形と同じ形)(1枚目)

以前に学習した形なので、これから導入するのがいいかと思って。
でも、このパターンは「可能形」では使えないわね…
他のパターンは「お食べになれますか」「召し上がれますか」とか言えるけど…
「食べられますか」は、そこから可能形にできないわね。

尊敬語「お+~ます+になります」(2枚目)


「見ます」「寝ます」「します」「来ます」のような1音の言葉には使えませんね。
「ご覧になります」「お休みになります」「お越しになります」のように他の言葉で代用するからな。


「利用します⇒ご利用になります」みたいに「ご+~になります」になるから…
尊敬語(特別な形) (3枚目)
「特別な形の尊敬語だな」…


全部覚えればいいわね…

「普通形」になるときに、変な変形をする言葉があるな。
「いらっしゃいます」はルール通りだと「いらっしゃう」だが…
「いらっしゃる」になるな…


昔は「ます形」は「いらっしゃります」「おっしゃります」だったのかな?
依頼や勧め(4枚目)

ああ、「~ください」の敬語表現があったわね…

これも「お+~

「見てください」を敬語で言うには…


覚えるしかないわね…
尊敬語と謙譲語の会話(5枚目)
今度は何の練習を入れたんだ?


あれ?今回は会話練習を入れなかったの?


だいたい尊敬語から勉強すると思うんですが…
会話の練習をすると、謙譲語も必要な場面が出てくるので…
次に謙譲語を勉強するときに、まとめてやった方がいいかもな。


謙譲語抜きの不自然な会話は避けたかったんです。
それで代わりに「お」「ご」が付く言葉を入れました。
「和語」「漢語」なんてわからないだろうし…
例外も多いわね…



みんなの日本語の教え方(第49課の教案と教材) 敬語(尊敬語)の導入と練習