みんなの日本語の教案と教材【第６課】「日常で使う動詞」の教え方

• 1. ～を（動詞）。/ （人）に会います。
  
• 2. （時制）   ～ますか。/ ～ましたか。
     はい、   ～ます。/ ～ません。
     いいえ、～ません。/ ～せんでした。
• 3. Q: ～ますか。
  A：はい、（いつも・ときどき）～ます。
  　  いいえ、（あまり・ぜんぜん）～ません。
  
• 4. なにを（動詞）か。
• 5. なにをしますか。

あした　　　さかな　　を　たべます。
きのう　　　ビール　　を　のみました。
まいばん　　テレビ　　を　みます。
せんしゅう　ともだち　に　あいました。

Q：あした　さかな　を　たべます　か。
A：　　　　　　　はい、たべます。
　　　　　　　  いいえ、たべません。
Q：きのう　ビール　を   のみました　か。
A：　　　　　　　はい、のみました。
　　　　　　　  いいえ、のみませんでした。
Q：せんしゅう　ともだち　に　あいましたか。
　　　　　　　　　　　　はい、あいました。
　　　　　　　　　　　いいえ、あいませんでした。

ケンさん　は　いつも　　ビール　を　のみます。
ミカさん　は　ときどき　テレビ　を　みます。
エドさん　は　あまり　　ビール　を　のみません。
わたし　　は　ぜんぜん　テレビ　を　みません。

「とても」「ときどき」は肯定の文章、
「あまり、全然」は否定形の文章と一緒に使うことに注意しましょう。
ときどき、「あまり食べます」というようなミスをする学生がいます。

今までの練習の中で、「何も～」「誰も～」を使わなければならない答えが、
学生の口から出てくればその時に導入できます。
もし出てこなかったら自分で絵を描いたり、口頭で説明して導入しましょう。
「誰にも会いません。」も答えで出てくる可能性があります。
「会います」との接続は「誰も」でなくて、「誰にも」が自然なので、
「に」は消せない助詞であることを説明しましょう。

Q：こんばん　なに　を　たべますか。
A：　　　　さかな　を　たべます。
　　　　　　  なに　も　たべません。

Q：けさ　　　なに　を　のみましたか。
A：　　　コーヒー　を　のみました。
　　　　　　  なに　も　のみませんでした。

Q：きのう　　だれ　に　　あいましたか。
　　　　  ともだち　に　　あいました。
　　　　　　  だれ　にも　あいませんでした。

「何をしますか。/ 何をしましたか。」の答えは、
必ずしも「～をします。/～をしました。」を使わず、
自由に他の動詞を使えることを確認しましょう。
ここでも「何も～」も導入や練習に入れるといいでしょう。

Q：にちようび　なに　を　しましたか。
A：　　　　　　ほん　を　よみました。
　  　　　　スーパー　へ　いきました。
　　　　　  かのじょ　に　あいました。
　　　　　　　  なに　も　しませんでした。