新着情報‼
いつも当サイトを訪問していただき、本当にありがとうございます。
クレジットカード以外でのお支払い。海外から購入したいという問い合わせが多いので、教材購入用のプラットフォームを追加いたしました。
Baseに加えてSTORESを導入しました。
STORESではPayPayでのお支払いが可能となっております。またPayPalでのお支払いも可能なので海外からでも購入できるかと思います。
STORESの購入ページはこちら!
先輩さん
先輩さん

 

スポンサーリンク

新人君
新人君
昼休みになりましたね。
誰か一緒に食事に行きませんか?
ごめんなさい。
午後に大事な会議があるから、のんびりご飯を食べてはいられないのよ。
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
そうだったわね。
昼休みだけど、今日は休んではいられないわね…
急いで会議の発表の見直しをしないと…
そうだな。
今日の会議は今までのように、
ただ参加するだけではいられないな、
給料などの待遇の見直しの会議だからな。
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~てはいられない」という表現について考えてみます。
この表現には2つの用法があります。
1つ目は「今の状態を続けることができない」という使い方です。
例)もう社会人だから、いつまでも親に頼ってはいられない。
(今は親に頼っているが、もうその状態を続けられない)
2つ目は「~をできる状態ではない」という使い方です。
例)今日は忙しいから休んではいられない。
(忙しい状態なので、休むことができない)
他にも場面に応じて「~ていられない」「~てられない」「~ちゃいられない」などの形を使うことができます。
 

~てはいられない(~を続けられる状況ではない)

(子供がいじめられている絵を貼る)

教師
教師
子供がいじめられていますね。
みなさん、どうしますか。
助けます。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
子供がいじめられているのを、ずっと見ていることができませんね。
いじめている子に何か言いたくなりますね。黙っていることは無理ですね。
教師
教師
子供がいじめられているのを、危なくて見てはいられません。
子供がいじめられていたら、黙ってはいられません。
「~てはいられません」は、「見ていることが続けられない。/黙っていることが続けられない」
という意味で使えます。

(病気で寝ている人の絵を貼る)
教師
教師
風邪をひいて頭が痛いです。
でも、明日はとても大事な試験があります。
どうしますか。
勉強します。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
大事な試験があるから、風邪で寝てはいられませんね。
明日は試験ですから、いつまでも休んではいられませんね。

(遊んでばかりいるチャラチャラしている大学生の絵を貼る)
教師
教師
彼はまだ大学生ですが、来年から社会人になります。
あなたが教師なら何と言いますか。
来年から働くから、いつまでも遊んではいられませんよ。
今年大学を卒業するから、もう子供ではいられませんよ。
学生さん
学生さん
教師
教師
はい、そうですね。

板書

子供がいじめられているのを、危なくて見てはいられません。
子供がいじめられていたら、黙ってはいられません。

大事な試験があるから、風邪で寝てはいられません
明日は試験ですから、いつまでも休んではいられません

来年から働くから、いつまでも遊んではいられません
今年大学を卒業するから、もう子供ではいられません

 

~てはいられない(~できる状況ではない)

(とても忙しそうな人の絵を貼る)

教師
教師
部長に仕事を頼まれました。
2時までにやらなければなりません。
とても多いので、
昼に休んだら、終わりません。
昼ご飯を食べる時間もないです。
のんびりやったら間に合いません。
教師
教師
この時にも、「~てはいられません」を使います。
今度は「何かをすることができない」という意味です。
忙しいので、休んではいられません。
2時までにやらなければならないので、ご飯を食べてはいられません。
のんびりやってはいられません。
になります。
教師
教師
みなさん、明日大事な試験があります。
今晩、遊びますか?
いいえ、遊んではいられません。
学生さん
学生さん
教師
教師
テレビを見ますか?
いいえ、テレビを見てはいられません。
学生さん
学生さん
教師
教師
学校が終わってから、買い物しますか。
いいえ、買い物してはいられません。
学生さん
学生さん

板書

忙しいので、休んではいられません。
2時までにやらなければならないので、ご飯を食べてはいられません。
この仕事は、のんびりやってはいられません。

明日テストがあるので、今晩は遊んではいられません。
明日は大事な試験なので、今晩テレビを見てはいられません。
試験があるので、今日はセールだが買い物してはいられません。

 

練習

① 遅刻してしまうから、(               )。

② もう社会人だから、(                )。

③ もう時間がないから、(               )。

④ あんなにひどいことを言われたら、(         )。

⑤ 子供のはさみの使い方が危なくて(          )。

⑥(              )から、もうAさんを待ってはいられない。

⑦(              )から、安心してはいられない。

⑧(              )が、いつまでも落ち込んではいられない。

⑨(              )ので、ゆっくりしてはいられない。

⑩(              )ので、他の人のことを気にしてはいられない。

 

新人君
新人君
みなさん、この作品についてどう思いますか?
うーん、絵のことはよくわからないけど…
静かな雰囲気の町の絵ね。
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
そうね。
でも、静かというより、むしろさびれた感じがして哀愁があるわね…
この絵は風景を描いたというよりも、作者の心情を描いた絵だな。
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~というより」という表現について学習していきます。
これは、「Aの言い方よりも、Bの言い方のほうが妥当である」と言いたいときに使う表現です。
この表現は、Aの言い方が間違っているというわけではなく、
Aということもできるが、Bのほうがより適切であると言う意味で使われます。
AとBには似ている言葉で肯定的な意味と否定的な意味の言葉が入ります。
 

~というより

(エアコンをつけている絵を貼る)

教師
教師
暑いからエアコンをつけます。
エアコンをつけるとどう感じますか?
涼しいです。
気持ちがいいです。
学生さん
学生さん

(部屋の人が震えている絵を貼る)
教師
教師
そうですね。
エアコンをつけると涼しいですね。
でも、エアコンの温度が調節できなくて、この部屋の人たちは寒そうです。
この部屋は涼しいと言うより、むしろ寒そうです。

(パンの絵を貼る)
教師
教師
みなさん、パンをよく食べますか?
いつパンを食べますか。
朝ごはんや昼ごはんで食べます。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
パンは米や麺と同じで主食として食べますね。

(ラスクやクリームロールなどの絵を貼る)
教師
教師
これもパンですね。
みなさんはいつ食べますか?
休み時間に食べます。
お腹が空いたときに食べます。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
このパンは主食というより、むしろおやつで食べますね。
教師
教師
みなさんは親友がいますか?
もし親友に嘘をつかれたらどんな気持ちになりますか。
怒ります。
悔しいです。
悲しいです。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
大切な親友に嘘をつかれたら、もちろん悔しいです。
でも、それ以上に悲しいですね。
大切な親友に嘘をつかれて、悔しいと言うよりも悲しいです。

板書

この部屋は涼しい というより、むしろ寒い。
このパンは主食 というよりも、おやつとしてよく食べられている。
友達に嘘をつかれて、悔しい というより悲しい。

 

練習

① あの女性は、かわいいというより(                    )。

② あの人は、仕事がていねいというよりも(                 )。

③ 失敗の原因は技術面というよりも(                    )。

④ これは個人の問題というよりも(                     )。

⑤ 彼は頭が考え方が面白いと言うより、むしろ(               )。

⑥ (               )というより、ケチだと思う。

⑦ (               )というより、むしろ呆れて言葉が出ない。

⑧ (               )といよりも、馴れ馴れしい。

 

新人君
新人君
あれ?
このおにぎり、差し入れですか?
ずいぶん形が悪いですね。
そうね。
なんだかあまりおいしくなさそうね…
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん

悪かったわね…
これでも頑張って作ったんだけど…
おお、このおにぎり!!
形はともかく、味はとてもいいぞ!!
さあ、みんなも頑張って処分…
食べるんだ!!
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~はともかく」という表現について学習していきます。
これは、「今はAについては考えずに、他の点について考える」という意味で使われます。
注目したい事柄を後件に移すときに使います。
 

~はともかく

(アンコウの写真を貼る)

教師
教師
みなさんは、この魚を知っていますか?
いいえ、知りません。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですか。
どうですか?食べてみたいですか?
いいえ、食べたくないです。
気持ち悪いですから。
おいしくなさそうですから。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
この魚はあまりおいしそうじゃありませんね。
でも、この魚は見た目はともかく、味はとてもいいですよ。

(映画の写真を貼る)
教師
教師
今度、新しい映画が始まりました。
どうですか。みなさん見たいですか?
あまり見たくないです。
有名な俳優がいません。
映画のタイトルがよくないです。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですか。
でも、この映画は出演者はともかく、内容はすばらしいと言っていましたよ。
この映画はタイトルはともかく、ストーリーはいいと聞きました。

(仕事をしている人の絵を貼る)
教師
教師
みなさんは、どんな仕事をしたいですか?
給料が高い仕事をしたいです。
やりがいのある仕事をしたいです。
人の役に立つ仕事をしたいです。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですか。
考え方は色々ですね。
仕事の内容はともかく、給料がいい仕事をしたいです。
給料はともかく、やりがいのある仕事をしたいです。
給料はともかく、人の役に立つ仕事がしたいです。
本当に色々な仕事がありますね。

板書

この魚は見た目はともかく、味はとてもいい。
この魚は見た目はともかく、高級魚として売られている。

でも、この映画は出演者はともかく、内容はすばらしい。
この映画はタイトルはともかく、ストーリーはいい。

仕事の内容はともかく、給料がいい仕事をしたい。
給料はともかく、やりがいのある仕事をしたい。
給料はともかく、人の役に立つ仕事がしたい。

 

練習

① 次の試合は結果はともかく(                    )。

② 値段はともかく(                         )。

③ 見た目はともかく(                        )。

④ 彼女は性格はともかく(                      )。

⑤ この会社は給料はともかく(                    )。

⑥ (               )ともかく、合格できてよかった。

⑦ (               )ともかく、まずはデザインを考えよう。

⑧ (               )ともかく、日にちだけでも決めよう。

⑨ (               )ともかく、英語は話せた方がいい。

⑩ (               )ともかく、毎回授業には出ている。

 

新人君
新人君
みなさん、金曜日の晩に食事に行きませんか?
ごめんなさい。
金曜日の晩は他に約束があるの。
大学の先輩の誘いだから、行かざるを得ないのよ。
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
私も無理ね。その日は…
仲間の集まりがあるから、そちらに参加せざるを得ないのよね…
まあ、食事会はキャンセルせざるを得ないようだな。
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~せざるを得ない」という表現について学習していきます。
これは、「状況や理由があって、仕方ないが~なければならい」というときに使う表現です。
それをするしか他に選択肢がないときにつかいます。
ない形の文型ですが、「します」の場合は、「しざるを得ない」は誤りで、「せざるを得ない」を使うので注意しましょう。
 

~ざるを得ない

教師
教師
昨日、エアコンをつけたまま寝てしまったので、ちょっと鼻水が出ます。
風邪かもしれません。
みなさんは、病院へ行きますか?
いいえ、行きません。
薬を飲みます。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですか。
昨日、階段から落ちて足にけがをしました。
歩けません。骨が折れているかもしれません。
みなさんは、病院へ行きますか。
はい、行きます。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
骨が折れているかもしれませんから、心配ですね。
病院へ行かざるを得ませんね。
教師
教師
今日の夜、見たいドラマがあります。
でも、大切な友達から電話がありました。
あなたと話したいと言っています。
友達は泣いています。
みなさんは、友だちに会いますか。
はい、心配ですから会います。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
友だちが泣いていますから、会わざるを得ませんね。
今日のドラマは、見るのを諦めざるを得ませんね。
教師
教師
みなさんは、月曜日に大阪へ出張します。
とても大事な会議があるので必ず行かなければなりません。
新幹線で行きたいですが、満席で切符が買えません。
どうしますか。
飛行機を予約します。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
飛行機を予約せざるを得ませんね。
「します」は「しざる」ではなく「せざる」になりますよ。

板書

骨折しているかもしれないので、病院へ行かざるを得ない。
友だちが泣いて電話をかけてきたので、会わざるを得ない。
今日のドラマは、見るのを諦めざるを得ない。
新幹線の席がないから、飛行機を予約せざるを得ない。

 

練習

① あのプロジェクトは予算が足りないので(                  )。

② 彼女が頑張って作った料理なので、おいしくなくても(            )。

③ 上司に仕事を頼まれてしまったので(                    )。

④ 誰もこの仕事をやりたがらないので、(                   )。

⑤ 急に国へ帰ることになってしまったので、(                 )。

⑥ (                )キャンセルせざるを得ない。

⑦ (                   )出席せざるを得ない。

⑧ (                    )断らざるを得ない。

⑨ (                    )代わりに私がやらざるを得ない。

⑩ (                    )恋人と別れざるを得ない。

 

新人君
新人君
どうしよう。
今度の飲み会のセッティングが、全然進んでいない…
あれ、この前は僕に任せてください!!
って、言っていたわよね?
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
そうね。
僕が準備をするからには、絶対みんなが楽しめるものにします。
って、意気込んでいたわね…
そうだぞ!!
自分でやると言ったからには、きちんと準備するんだぞ!!
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~からには」という表現について学習していきます。
これは、「Aという状況(理由)だから、当然B」という強い気持ちを表すときに使う表現です。
後半に続く文章は、自分の意思や断定を表す「~つもりだ」「なければならない」「~に違いない」や、
相手への働きかけを表す「~すべきだ」「~ください」「~てはいけない」などが入ります。
 

~からには

教師
教師
みなさん、日本語を勉強していますが、
目標がありますか。
N1にが合格したいです。
日本の会社で働きたいです。
日本に住みたいです。
日本人と話せるようになりたいです。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
日本語を勉強するからには、N1に合格したいですね。
日本語を勉強するからには、日本の会社で働くつもりですね。
日本語を勉強するからには、将来日本で生活したいですね。
日本語を勉強するからには、日本人の友達を作りたいですね。
「~からには」は理由ですが、強い気持ちを言うときに使います。
今日のクラスに参加したからには、この文型を覚えて帰ってくださいね。

(東京の写真を貼る)
教師
教師
皆さんは日本に留学して、東京に住んでいますね。
あなたの友達も日本で勉強するために東京に住みます。
どんな覚悟が必要ですか。
電車が混みます。
家賃が高いです。
物の値段が高いです。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
東京に住むからには、満員電車に乗るしかないですね。
東京に住むからには、家賃の高さを諦めるしかないですね。
東京に住むからには、物価が高いことを覚悟しなければなりませんね。

(ダイエットをしている人の絵を貼る)
教師
教師
この人はダイエットします。
ダイエットを始めることを家族や友達に言いました。
みんなに言いましたから、もし痩せなかったら恥ずかしいですね。
痩せると言ったからには、絶対に痩せなければなりませんね。
みんなにダイエットをすると言ったからには、辞められませんね。
ダイエットをするからには、甘いものを食べるべきではありませんね。
ダイエットをするからには、必ず痩せたいですね。

板書

日本語を勉強するからには、N1に合格したい。
日本語を勉強するからには、日本の会社で働くつもりだ。
日本語を勉強するからには、将来日本で生活したい。
日本語を勉強するからには、日本人の友達を作りたい。
今日のクラスに参加したからには、この文型だけは覚えて帰ってくださいね。

東京に住むからには、満員電車に乗るしかない。
東京に住むからには、家賃の高さを諦めるしかない。
東京に住むからには、物価が高いことを覚悟しなければならない。

痩せると言ったからには、絶対に痩せなければならない。
みんなにダイエットをすると言ったからには、辞められない。
ダイエットをするからには、甘いものを食べるべきではない。
ダイエットをするからには、必ず痩せたい。

 

練習

① 日本へ来たからには(              )。

② 一度やると言ったからには(           )。

③ 社会人になったからには(            )。

④ オリンピックに出るからには(          )。

⑤ ディズニーランドへ来たからには(        )。

⑥ (          )からには、途中でやめることは許されない。

⑦ (          )からには、最後まで続けるべきだ。

⑧ (          )からには、頑張るつもりだ。

⑨ (          )からには、頂上まで登りたい。

⑩ (          )からには、全部食べないと損だ。

 

新人君
新人君
この間の健康診断の結果どうでしたか?
うーん、特に問題はなかったけど。
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
ちょっと睡眠不足で、肌荒れしていると言われたわ。
診断を契機に睡眠をきちんと取るようにしているわ。
うーん、医者から、
診断結果が出たのを契機に、
「禁酒」「禁煙」「食生活の見直し」「適度な運動」をしろと言われたぞ…
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~を契機に」「~をきっかけに」について考えていきましょう。
この表現は、何かを新しく始めたり、何か生活のスタイルを変えたりしたときに、その原因・理由となった出来事を述べる表現です。
「~契機に」は書き言葉、社会的、歴史的なことで使われ、「~きっかけに」は自分のことを話すときによく用いられます。
後ろの文にはいい意味の文章が入ることが多いです。
機会の意味を勘違いして、「ついでに」と混同して使う学生がいるので注意しましょう。
× 東京へ行ったのをきっかけに、お土産を買った。
 

~をきっかけに

(結婚する女の人の絵を貼る)

教師
教師
この人は結婚しました。
みなさん結婚すると何が変わりますか。
ご主人と一緒に住みます。
仕事をやめます。
友達と遊ぶ機会が減ります。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
結婚をきっかけに、ご主人の家に引っ越しますね。
結婚をきっかけに、仕事をやめる人もいますね。
結婚をきっかけに、友達と遊ぶ機会が減りますね。
「きっかけに」は何かが理由で、生活などが変わるときに使いますよ。

(病気になって入院している人の絵を貼る)
教師
教師
生活習慣が悪くて、病気になってしまいました。
手術をして1か月も入院しました。
退院してから、どのような生活をしますか。
お酒を減らします。
たばこを止めます。
食生活に気を付けます。
スポーツをするようにします。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
病気をきっかけに、お酒を減らしますね。
病気をきっかけに、たばこをやめますね。
手術をしたのを契機に、食生活に気を付けますね。
病気をきっかけに、スポーツをするようにしますね。
教師
教師
みなさんは日本語の勉強をしていますね?
でも、どうして日本語の勉強を始めましたか?
日本に興味を持ったきっかけは何ですか?
日本へ旅行に行きました。
日本のドラマを見ました。
日本人の友達ができました。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですか。
日本へ旅行したのをきっかけに日本に興味を持ちました。
日本のドラマを見たのをきっかけに、日本に興味を持ちました。
日本人の友達ができたのをきっかけに、日本語の勉強を始めました。

板書

結婚をきっかけに、ご主人の家に引っ越します。
結婚をきっかけに、仕事をやめる人もいます。
結婚をきっかけに、友達と遊ぶ機会が減ります。

病気をきっかけに、お酒を減らしますね。
病気をきっかけに、たばこをやめますね。
手術をしたのをきっかけに、食生活に気を付けますね。
病気をきっかけに、スポーツをするようにしますね。

日本へ旅行したのをきっかけに、日本に興味を持ちました。
日本のドラマを見たのをきっかけに、日本に興味を持ちました。
日本人の友達ができたのをきっかけに、日本語の勉強を始めました。

 

~を契機に

(誘拐の絵を貼る)

教師
教師
最近、この通りで誘拐事件が起きました。
誘拐事件が起きましたから、
誘拐事件を契機に、近所のボランティアによる、子供たちの送り迎えが始まりました。
誘拐事件をきっかけに、警察による朝と夜のパトロールが実施されました。
誘拐事件をきっかとして、通学路に防犯カメラが設置されました。

(工場の絵を貼る)
教師
教師
この工場では、火災事故が起きました。
事故でけがをした人もいました。
もう二度と事故が起きにように、何をしますか。
機械の点検をします。
火災が起きた時のために、避難訓練をします。
すぐに消火できるように、設備を整えます。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
火災事故を契機に、機械の再点検をしました。
火災事故を契機に、避難訓練が実施されました。
火災事故を契機に消火設備が整えられました。

板書

誘拐事件を契機に、近所のボランティアによる、子供たちの送り迎えが始まりました。
誘拐事件を契機に、警察による朝と夜のパトロールが実施されました。
誘拐事件を契機として、通学路に防犯カメラが設置されました。

火災事故を契機に、機械の再点検をしました。
火災事故を契機に、避難訓練が実施されました。
火災事故を契機に、消火設備が整えられました。

練習

① プロジェクトの失敗を契機に(               )。

② 友人が亡くなったのをきっかけに(             )。

③ あの国では新しい大統領の誕生を契機に(          )。

④ 海外への転勤をきっかけに(                )。

⑤ 原発事故を契機に(                    )。

⑥ 自動車の発明を契機として(                )。

⑦ 彼と友達になったのをきっかけに(             )。

⑧ 一人暮らしを始めたのをきっかけに(            )。

⑨ 古い機械が故障したのを契機に(              )。

⑩ 父は仕事を定年退職したのを契機に(            )。

 

新人君
新人君
今度、また勉強会がありますね。
今度は何をするんですか。
いつもは「授業の質の向上を目的とした勉強会」よね?
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
今回は、「教師の役割とは何か」をテーマとして、話し合いをするみたいよ。
そうだぞ!
勉強会の日までに「教師の役割とは」をテーマとする小論文を書いてくれ!!
ベテランさん
ベテランさん
新人君
新人君

ここでは「~を~とした / ~を~として / ~を~とする」という文型に触れて行こうと思います。
この表現は「学生の交流を目的とした活動」のように使い、「活動は学生の交流が目的です」という意味で使われます。
ですから、「山田さんを中心としたチーム」の場合には、「チームは山田さんが中心です」という意味になります。
また、「論文大会は環境保護をテーマとして行われる」のように「~として」を使う場合には動詞と接続され、
「行われる論文大会は環境保護がテーマです」という意味になります。
「部長をリーダーとして活動します」は「この活動は部長がリーダです」という意味になります。
 

~を~とした / ~を~として / ~を~とする

教師
教師
今度、みんなでスピーチコンテストをしようと思います。
どんなテーマでコンテストをしましょうか?
家族についてはどうでしょうか。
日本での生活はどうですか。
将来の自分がいいと思います。
学生さん
学生さん
教師
教師
どれもいいですね。
スピーチコンテストについて、このように言うことができますよ。
家族をテーマとしてスピーチコンテストを開きます。
日本での生活をテーマとしたスピーチコンテストが開かれます。
将来の自分をテーマとするスピーチコンテストを行います。

(スローガンを持って活動している人々の写真をいろいろ類貼る)
教師
教師
この人たちが集まっている理由は「自然環境の保護」です。
彼らは自然環境の保護を目的として集まっています。
じゃあ、この人たちはどうして行進していますか。
何と書いてありますか?
言論の自由と書いてあります。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
「言論の自由」を目的とした行進が行われていますね。
この写真はどうですか?
だれの写真を持っていますか。
(某国の「〇〇」です。)
学生さん
学生さん
教師
教師
ええ、「〇〇」を中心としたデモ活動が行われているようですね。
教師
教師
皆さん、この案内書を見てください。
講師は誰ですか?
参加人数は何人ですか。
テーマはなんですか。
会場はどこですか。
ええと、
講師は〇田△子さんです。
参加人数は50人です。
テーマは「日本の伝統芸能」です。
会場は〇〇ホテルです。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
この講演会は〇田△子さんを講師として招きますね。
参加者を50人限定として開かれますね。
これは日本の伝統芸能をテーマとした講演会ですね。
〇〇ホテルを会場として準備していますね。

板書

家族をテーマとしてスピーチコンテストを開きます。
日本での生活をテーマとしたスピーチコンテストが開かれます。
将来の自分をテーマとするスピーチコンテストを行います。

彼らは「自然環境の保護」を目的として集まっています。
「言論の自由」を目的とした行進が行われています。
「〇〇」を中心としたデモ活動が行われている。

この講演会は〇田△子さんを講師として招きます。
講演会は参加者を50人限定として開かれます。
これは日本の伝統芸能をテーマとした講演会です。
〇〇ホテルを会場として講演会の準備をしています。

 

練習

① (            )を目的として、レジ袋の有料化が始まった。

② (            )をテーマとした絵画コンクールが開催される。

③ (            )を目標とするプロジェクトが始まる。

④ (            )を手本として、子供は成長する。

⑤ (            )を中心として、日本の経済は発展した。

⑥ 結婚を前提として、(                       )。

⑦ あの会社は(    )を中心として(             )。

⑧ このレストランは(     )を限定として(          )。

 

新人君
新人君
今度、新しい先生が来るんですよね。
ええ、彼は若いながらも経験は豊富で、
日本語教育に関する論文を色々書いているわね。
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
そうね…
それに子供のときはイギリスに住んでいたから、
日本人でありながらも英語はネイティブレベルなの…
おお、なんだか期待できそうだな!!
ベテランさん
ベテランさん
新人君
新人君
なんだか、自信失くしそう…

今回は「~ながら(も)」という文型について考えてみたいと思います。
この表現は「~が」「~けれども」と同じように「逆接」の意味で使われます。
硬い表現で使われ、状態を表す言葉とよく一緒に使われます。
文末に意志、指示、依頼、許可などの表現が入らないので注意しましょう。
〇忙しいが、頑張ろう!!
×忙しいながらも、頑張ろう!!
〇忙しいけれども、頑張ってね。
×忙しいながら、頑張ってね。
〇忙しいけれども、今日は帰ってもいいよ。
×忙しいながら、今日は帰ってもいいよ。
 

~ながら(も)

教師
教師
次のプロジェクトのリーダーはAさんです。
Aさんは新人ですが、仕事がよくできます。
Aさんは若いですが、みんなに信頼されています。
今日は他の言い方で言います。
Aさんは新人でありながら、仕事がよくできます。
Aさんは若いながらも、みんなに信頼されています。
「~ながら」は「が」「けれども」と同じ意味で使えます。

(学生がいる教室の絵を貼る)
教師
教師
ここは大学です。
色々な学生がいますね。

(学生を指さしながら)
教師
教師
Aさんです。
Aさんは、今日熱があります。でも、学校へ来ました。
Bさんは、主婦です。でも大学で勉強します。
Cさんは、留学生ですが、大学の成績はいつも一番です。
「ながら」を使って言ってください。
Aさんは熱がありながら、大学へ来ました。
Bさんは主婦でありながら、大学で勉強しています。
Cさんは留学生でありながら、大学の成績はいつも1番です。
学生さん
学生さん

(居酒屋の絵を貼る)
教師
教師
皆さんは居酒屋へ行ったことがありますか?
どんなところですか?
色々なお酒があります。
にぎやかです。
駅の近くにあります。
色々な料理があります。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
でも、この居酒屋はちょっと違います。
居酒屋ですが。お酒は1種類しかありません。
居酒屋ですが、料理は日本料理を提供していません。洋食を提供します。
駅から遠くて不便ですが、経営は成功しています。
また、「ながら」を使って説明してください。

居酒屋でありながら、お酒が1種類しかありません。
居酒屋でありながら、日本料理を提供していません。洋食を提供します。
駅から遠くて不便ながら、経営は成功しています。
学生さん
学生さん
教師
教師
私の友達は体に悪い生活をしています。
体に悪いと知っていますが、タバコを吸います。
太るとわかっていますが、甘いものを辞められません。
給料が少ないですが、毎週パチンコへ行きます。
彼女が欲しいと思っていますが、服装に気を付けません。
「ながら」を使って言ってください。
体に悪いと知っていながらも、タバコを吸います。
太るとわかっていながら、甘いものを辞められません。
給料が少ないながら、毎週パチンコへ行きます。
彼女が欲しいと思っていながらも、服装に気を付けません。
学生さん
学生さん

(会社で7時まで仕事をしている会社員たちの絵を貼る)
教師
教師
もう2時間残業していますが、全然仕事が終わりません。
上司は部下に言います。
まだ仕事があるけれども、少し休みましょう。
仕事はたくさんありますが、9時に帰ってください。
みんさん、何と言いますか。
まだ仕事がありながらも、少し休みましょう。
仕事はたくさんありながら、9時に帰ってください。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
でも、「ながら」は「~ましょう」「~ください」「~てもいいです」などと
一緒に使うことができません。
この場合は、「が」や「けれども」などを使いますよ!!

板書

Aさんは熱がありながら、大学へ来ました。
Bさんは主婦でありながら、大学で勉強しています。
Cさんは留学生でありながら、大学の成績はいつも1番です。

居酒屋でありながら、お酒が1種類しかありません。
居酒屋でありながら、日本料理を提供していません。
駅から遠くて不便ながら、経営は成功しています。

体に悪いと知っていながらも、タバコを吸います。
太るとわかっていながら、甘いものを辞められません。
給料が少ないながら、毎週パチンコへ行きます。
彼女が欲しいと思っていながらも、服装に気を付けません。

× まだ仕事がありながらも、少し休みましょう。
〇 まだ仕事がありますが、少し休みましょう。
× 仕事はたくさんありながら、9時に帰ってください。
〇仕事はたくさんありますが、9時に帰ってください。

 

練習

① あの選手はまだ20歳ながら、(                   )。

② 彼は去年入社したばかりながら、(                 )。

③ このスーパーは郊外にありながら、(                )。

④ この車は古いながらも、(                     )。

⑤ 失敗するとわかっていながらも、(                 )。

⑥(               )ながらも、ビジネスで成功した。

⑦(               )ながらも、質素な生活をしている。

⑧(               )ながらも、お酒はやめられない。

⑨ 彼は(               )ながらも、なぜか必ず参加する。

⑩ (              )ながらも、許すことができなかった。

 

新人君
新人君
どうしよう。
今度の発表の準備が全然できない…
どうしたの?
何か問題でもあったの?
先輩さん
先輩さん
新人君
新人君
日本人の生活習慣について、
学生たちに発表をするんですが、
全然まとまらないんです。
中堅さん
中堅さん
ちょっと見てもいい…
寿司は日本はもとより、多くの外国で愛されている食べ物…
温泉は日本人はもとより、多くの外国人にも人気の…
日本のアニメは日本の子供はもとより、世界中の…
うーん…
なんだか…
同じような言い回しばかりだな…
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~はもとより」という表現について学習していきます。
この表現は会話ではなく、書き言葉やスピーチやプレゼンなどで何かを説明するときによく使われます。
「Aだけでなく、その他についても同様である。」という意味でつかわれます。
Aには「明らかなこと」「代表的な例」が入り、後半の部分にはAで取り上げたものと繋がりのあるものが入ります。
「もとより」は固い表現になるので、会話などで使う場合には「Aはもちろん、~」が使われます。
 

~はもとより

教師
教師
植物が生きていくためには何が必要ですか。
もちろん、水が必要です。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
もちろん水がないと枯れてしまいます。
でも、太陽の光…
日光も必要ですね。
植物が成長するためには水はもとより、日光も必要です。
教師
教師
皆さんは長い間、日本語を勉強していますね。
日本の勉強で何が大切ですか。
リスニングですか?漢字ですか?
リスニングも漢字も、文法も、全部大事です。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
日本語の勉強では、リスニングはもとより、漢字や文法も大事です。
教師
教師
皆さんはアニメを見ますか?
はい、見ます。
あまり見ません。
毎日、見ます。
学生さん
学生さん

(ドラえもんの絵を見せる)
教師
教師
これは何ですか?
ドラえもんです。
学生さん
学生さん
教師
教師
どうしてみんな知っているんですか?
私の国でも有名です。
子供のときにテレビで見ました。
学生さん
学生さん
教師
教師
ドラえもんは、日本はもとより海外の色々な国で見られていますね。
ドラえもんは、アニメ好きの人はもとより、アニメをあまり見ない人にも知られていますね。

板書

植物が成長するためには水はもとより、日光も必要です。
日本語の勉強では、リスニングはもとより、漢字や文法も大事です。
ドラえもんは日本はもとより、海外の色々な国で見られています。
ドラえもんはアニメ好きの人はもとより、アニメをあまり見ない人にも知られています。

 

練習

① 彼の悪い噂は(          )はもとより(          )にも伝わっている。

② (                       )は日本はもとより、海外でも人気がある。

③ この本は(          )はもとより(           )にも翻訳されている。

④ 健康的な食事は(         )はもとより(       )も食べなければならない。

⑤ 私の家には(           )はもとより、(           )もありません。

⑥ (           )は、経験はもとより、新しい発想も必要だ。

⑦ (          )は、携帯の使用はもとより、(        )も禁止されている。

⑧ 昨日の台風で(          )はもとより、(           )も壊れた。

 

新人君
新人君
先輩が新人のときはこの学校はどうだったんですか?
そうねぇ。
あの時は尊敬できる主任のもとで、
いいクラス運営ができるように全教師が一生懸命働いていたわ。
先輩さん
先輩さん
中堅さん
中堅さん
そうね、あなたが入った時期は活気があってよかったわね。
私が入った時期は、経営の合理化のもとにたくさんの教師が辞めさせられたわ…
そんな時期もあったな…
それよりもっと前はのんびりしていたから、
休みの日や授業が終わってから、
明るい太陽のもとで学生と遊んでいたぞ!!
ベテランさん
ベテランさん

今回は「~のもと」という表現について学習していきます。
「~のもとで」と「~のもとに」の二つの使い方があります。
「~のもとで」は「影響力のある人のしたで」「ある環境の中で」「~の下で」何かをするという使われ方をします。
例)厳しい先輩のもとで、このスポーツの基礎を身につけた。
例)星空のもとで、デートをした。

「~のもとに」は「ある条件や状況で何かをする」と言うときに使われます。
例)合意のもとに、ハンコを押します。
例)作者の了解のもとに、この作品は映画化された。

また、「~の名のもとに」のような慣用表現もあります。
「~を名分にして何かをする」という意味で使われます。
例)自由の名のもとに、戦争を起こした。
例)教育の名のもとに、体罰が行われた。

 

もとで

【環境の中で】
(自然の中で子供が遊んでいる写真を見せる)

教師
教師
子供たちが遊んでいますね。
どこで遊んでいますか。
外で遊んでいます。
森の中で遊んでいます。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
ここはとても自然が豊かですね。
豊かな自然環境のもとで子供たちは遊んでいますね。
教師
教師
皆さんは日本に留学して、日本語を勉強しています。
どんな環境で勉強していますか。
静かな環境で勉強しています。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
静かな環境のもとで勉強をしたいですね。

【~の下】
(星空のしたでデートをしているカップルの絵を見せる)
教師
教師
この二人は2年付き合っています。
今日、彼はずっと彼女に結婚を申し込もうと思っていました。
今日は空に星がたくさん出ていて素敵な日です。
今日プロポーズすることにしました。
彼は星空のもとで彼女にプロポーズをしました。

(大きい野菜の絵を見せる)
教師
教師
この野菜はとても大きくおいしく育ちました。
野菜が育つためには何が必要ですか。
太陽の光です。
学生さん
学生さん
教師
教師
はい、そうですね。
この野菜は太陽のもとで大きく育ちました。

【人】
教師
教師
皆さんどんな習い事をしたいですか?
習字を習いたいです。
絵を習いたいです。
ピアノを習いたいです。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですか。
じゃあ、どんな人に習いたいですか?
有名な習字の先生に習いたいです。
優しい先生に絵を習いたいです。
厳しい先生にピアノを習いたいです。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですか。
有名な先生のもとで習字を習いたいです。
優しい先生のもとで絵を習いたいです。
厳しい先生のもとでピアノをならいたいです。
誰かに指導してもらうとき、誰かの影響を受けるとき「もとで」を使います。

板書

豊かな自然環境のもとで子供たちは遊んでいますね。
静かな環境のもとで勉強をしたいですね。

彼は星空のもとで彼女にプロポーズをしました。
この野菜は太陽のもとで大きく育ちました。

有名な先生のもとで習字を習いたいです。
優しい先生のもとで絵を習いたいです。
厳しい先生のもとでピアノをならいたいです。

 

~のもとに

【条件・状況で】

教師
教師
みなさんはアルバイトをしていますか?
アルバイトの時間や給料はどうですか?
時間は決まっています。週3回です。
給料は時給です。
学生さん
学生さん
教師
教師
そうですね。
週28時間までという法のもとに、アルバイトのシフトが決められていますね。
アルバイトは時給計算のもとに、給料が払われますね。

(取引をしている社員の絵を見せる)
教師
教師
今度私の会社はB社とビジネスパートナーになる契約をしました。
でもたくさん条件があります。
毎月、売り上げの一部を払わなければなりません。
私の会社の数人のエンジニアをB社に研修させなければなりません。
教師
教師
売り上げの一部を払うという契約のもとに、B社とビジネスパートナーになりました。
エンジニアを研修させるという約束のもとに、B社と契約をしました。

板書

週28時間までという法のもとに、アルバイトのシフトが決められていますね。
アルバイトは時給計算のもとに、給料が払われますね。

売り上げの一部を払うという契約のもとに、B社とビジネスパートナーになりました。
エンジニアを研修させるという約束のもとに、B社と契約をしました。

 

~の名のもとに

(街を作っている絵を貼る)

教師
教師
ここに新しい街を作ることになりました。
ここは海からも近くて、二つの大きい町の間あります。
ここに町ができたら、とても便利になります。

(森を切り開いている絵を見せる)
教師
教師
でも、町を作るためには森の木を切らなければなりません。
ですから、街を作ることに反対する人もたくさんいました。
でも、国はこの土地の開発のために木を切ります。
国は開発の名のもとに、多くの木を切りました。

(体罰の絵を貼る)
教師
教師
この学校では子供が悪いことをしたときに、
先生は子供を叩きます。体罰が行われています。
教師たちは子供たちの教育のために、体罰も必要だと言っています。
この学校では教育の名のもとに、体罰が行われています。

(人々が紛争を起こしている絵を貼る)
教師
教師
この人たちは自由がありません。
いつも奴隷のような苦しい生活をしています。
ですから、自由になるために紛争を起こしました。
自由の名のもとに、紛争を起こしました。

(王子さまとお姫様の絵を貼る)
教師
教師
この物語には、王子様とお姫様が登場します。
王子様がお姫様との愛のために悪い魔女と戦う物語です。
この物語は愛の名のもとに、王子様が悪い魔女と戦う物語です。

板書

開発の名のもとに、多くの木を切りました。
この学校では教育の名のもとに、体罰が行われています。
自由の名のもとに、紛争を起こしました。
この物語は愛の名のもとに、王子様が悪い魔女と戦う物語です。

 

練習

① 雲一つない青空のもとで、(                      )。

② 厳しい生活環境のもとで、(                      )。

③ (              )もとで、日本語を学んでいます。

④ (              )もとで、この子供は成長しました。

⑤ 大学の協力のもとに、(                        )。

⑥ (              )もとに、この作品は完成した。

⑦ 勝利の名のもとに、(                         )。

⑧ 表現の自由の名のもとに、(                      )。