みんなの日本語　初級Ⅱ

「～ところです」は、辞書形、現在形、た形を一連の動作の中で一緒に導入すると理解を促しやすい。

いまから　電車に　のる　　　　ところです。
いま　　　電車に　のっている　ところです。
たった今　電車を　おりた　　　ところです。

去年　けっこんした　ばかり　なのに　わかれてしまいました。

先月　買った　　　　ばかり　なのに　こしょうしてしまいました。

昼ごはんを　たべた　ばかり　です。

※わたしは短い時間だと思います。

練習

例　さっき おきました → さっき おきたばかりですから、まだ ねむいです。

①　先週 たいいんしました　→

②　今年の春 会社に入りました。→

③　子供が ねました。→

④　さっき せんたくしました。→

⑤　さっき しょくじをしました。→

⑥　先月日本へ来ました。→

例　きのう 勉強しました。　→　きのう勉強した ばかり なのに、もうわすれてしまいました。

⑦　このラジオは先月買いました。→

⑧　さっき名前を聞きました。→

⑨　朝 くつをあらいました。→

⑩　去年 けっこんしました。→

⑪　先週 きゅうりょうを もらいました。→

⑫　Aさんは かのじょとわかれました。→

ミラーさんは　パーティーに　来る　　はずです。

田中さんのうちは　駅から　　近い　　はずです。

田中さんは　りょうりが　　　上手な　はずです。

練習

例　彼は中国人ですから、（かんじが わかるはずです。）

①　田中さんは子供の時、アメリカにいましたから、（　　　　　　　　　　　　　　　）。

②　山田さんはきのう頭が痛いと言っていましたから、（　　　　　　　　　　　　　　）。

③　あの人は左手の薬指にゆびわをしていますから、（　　　　　　　　　　　　　　　）。

④　いちど 来たことがあると言っていましたから、（　　　　　　　　　　　　　　　　）。

⑤（　　　　　　　　　　　　　　　）から、毎日 しあわせな はずです。

⑥（　　　　　　　　　　　　　　　）から、すぐ すずしくなるはずです。

⑦（　　　　　　　　　　　　　　　）から、おなかがすいている はずです。

⑧（　　　　　　　　　　　　　　　）から、りょうりが 上手なはずです。

「～場合」はいろいろな事態を想定して、その時にどう対処するかを述べる文型です。
「～場合」から「～とき」へと置き換えることができますが、
「会社へ行くとき、ごみを出します。」
「学生のとき、アルバイトをしました」
などの文は置き換えができません。

しゃしんをとる　ばあいは　このボタンをおしてください。
こしょうした　　ばあいは　こちらへ持ってきてください。

ほしょうしょがない　ばあいは　しゅうりにお金がかかります。

セット　　の　ばあいは　コーヒーかこうちゃをえらんでください。

コーヒー　の　ばあいは　冷たいコーヒーと熱いコーヒーがえらべます。

練習

例（雨です → 雨の　） ばあい は、 しあいをしません。

①　はじめて 会った 人 と （ 　　　　　　　　　　） ばあい は、 ていねい に 話した 方 が いい です。

②（ 　　　　　　　　　　　） ばあい は、 かならず れんらく を ください。

③（　　　　　　　　　　　　　　　　　） ばあい は、 へや の なか で みんな で ゲーム を します。

④　さんか する 人 が （ 　　　　　　　　　　） ばあい は、 少しだけ 安く なります。

⑤　カタログ が （ 　　　　　　　　　　） ばあい は、 受付 の 人 に 言ってください。

⑥　現金 が （ 　　　　　　　　） ばあい は、 カード で　はらうこと が できます。

⑦　音 が （　　　　　　　　　　　　） ばあい は、 右 の ボタン を おしてください。

⑧　ペン を （ 　　　　　　　　　　　　　） ばあい は、 えんぴつ で 書いてください。

練習

例　こうつう じこ に （ あいました → 　　　　　　　　　　） ばあい は、 （ すぐ に けいさつ に れんらくして ください。 ） 

① （火事 です →　　　　　　　　　　　　 　　） ばあい は、（　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）。 

②（ やけどをしました　→　　　　　　　　　　） ばあい は、 （　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）。 

③かぜの薬を（ のみました →　　　　　  　　　） ばあい は、車 を （　　　　　　　　　  　　　　　　　　　　　）。 

④女の人にプレゼントを（ します →　　　　　　　　　　　） ばあい は、 （　　　　　　　　　　　　　　　　　　）。 

⑤トイレの水が（ 出ません →　　　　　　　　　　　　　　） ばあい は、 （　　　　　　　　　　　　　　　　　　）。 

⑥（ そうたい しなければなりません →　　　　　　　　　　　　　） ばあい は、 （　　　　　　　　　　　　　　　）。

⑦体のちょうしが（ わるい です →　　　　　　　　　　　　　　　） ばあい は、 （　　　　　　　　　　　　　　　）。 

⑧ねつが（ たかい です →　　　　　　　　　　　　　　　） ばあい は、 （　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）。

ボタンをおした　　のに　ジュースが出ません。　（動詞）

今日は天気がいい　のに　人がいません。　　　　（い形容詞）

Ａさんはひま　　なのに　てつだいません。　　　（な形容詞）

あの人は日本人　なのに　かんじが読めません。　（名詞）

練習

例　（がくせい です → がくせい な）のに（高い車にのっています）。

①お金 を （ 入れました →　　　　　　　　　　　） のに（　　　　　　　　　　　　　　　　　　）。

②（ 日本人じゃ ありません →　　　　　　　　　　　　　） のに（　　　　　　　　　　　　　　　　　　）。

③明日 テスト が （ あります →　　　　　　　 　　　） のに（　　　　　　　　　　　　　　　　　　）。

④もう 夜 の （ １時 です →　　　　　　　　　　　） のに（　　　　　　　　　　　　　　　　　　）。

⑤おととい かのじょ と （ わかれました →　　　　　　　　　） のに（　　　　　　　　　　　　　　　　　　）。

⑥お金が（ ありません →　　　　　　　　　　　　　　　　　） のに（　　　　　　　　　　　　　　　　　　）。

⑦休み が ぜんぜん （ ありません →　　　　　　　　） のに（　　　　　　　　　　　　　　　　　　）。

⑧あまり （ 便利 じゃありません →　　　　　　　　　　　　　　） のに（　　　　　　　　　　　　　　　　　　）。

⑨（ 高かった です →　　　　　　　　　　　　　　　） のに（　　　　　　　　　　　　　　　　　　）。

⑩今日 は （ たんじょうび です →　　　　　　　　　　　　　） のに（　　　　　　　　　　　　　　　　　　）。

　　　　　のみます。
おさけを　のみすぎました。

　　　　　　　からいです。
このカレーは　からすぎます。

　　　　　　　ふくざつです。
このめいろは　ふくざつすぎます。

　　　　　　　　たべます
このフォークは　たべやすい　です。
このフォークは　たべにくい　です。

　　　　　　　　書きます
長いえんぴつは　書きやすい　です。
短いえんぴつは　書きにくい　です。

このコップは　われやすい　です
このコップは　われにくい　です。

雨の日は　じこが　おきやすい　です。
雪の日は　みちが　すべりやすい　です。

　　　　　　　　　　　　 ふります
空がくらいですから、雨が ふりそうです。

　　　　　　　　　　　　ふえます
このケータイを買う人が　ふえそうです。

　　　　　　　　　たかいです。
この　ほうせきは　たかそうです。

　　　　　　こわいです。
この　人は　こわそうです。

　　　　　　　　　べんりです。
この　パソコンは　べんりそうです。

地図を　みて きます。

しゅくだいを　とって きます。

自分の家を　たてる　ために　毎月10万円ちょきんしています。
かのじょは　やせる　ために　ダイエットをしています。
にほんで　はたらく　ために　べんきょうします。

かぞく　　の　ために　はたらいています。
かのじょ　の　ために　花をかいました。

この かばん は パソコンを　いれる　のに　いいです。
このくつは　やま　を　　　のぼる　のに　いいです。
はさみ　は　かみ　を　　　きる　　のに　いいです。

そろばんは　けいさんを　　　　する　のに　つかいます。

このフライパンは　たこやきを　やく　のに　つかいます。

クリーニングする　のに　3００円　かかります。
　　　　　　　　　　　　3日　　　かかります。

めんきょをとる　　のに　３かげつ　かかります。
　　　　　　　　　　　　３０万円　かかります。

目上の相手には「いただきます」を使うことを説明する。
誕生日やクリスマスなどに何を誰からもらったかの説明。
※身内の場合は敬語表現を使わない。
祖父に本をいただきました。はダメ。

かれ　が　かばん　　を　くれました。
先生　が　ハンカチ　を　くださいました。
そふ　が　本　　　　を　くれました。（かぞく）

ともだち　に　シャツ　を　あげました。

いぬ　　　に　えさ　　を　やります。
はな　　　に　みず　　を　やります。

練習

例　わたし ← しゃちょう [ネクタイ]　→　しゃちょうに ネクタイを いただきました。
　　しゃちょう → わたし [はな]　　　→　しゃちょうが ネクタイを くださいました。

①　わたし ← ともだち [本]　　　→

②　わたし ← 先生 [じしょ]　　　→

③　母 → わたし [おかね]　　　　→

④　わたし ← そふ [シャツ]　　　→

⑤　わたし → 犬 [えさ]　　　　　→

⑥　先生 → わたし [ボールペン]　→

⑦　ともだち → わたし [かさ]　　→

⑧　わたし → 父 [かばん]　　　　→

⑨　そぼ → わたし [とけい]　　　→

⑩　わたし → 花 [みず]　　　　　→

　つぎのしけん　は　いつ　ですか。わかりません。
→つぎのしけん　が　いつ　か、　　わかりません。

　しけん　は　なんじからですか。わかりません。
→しけん　は　なんじから　　か　わかりません。

　今までかんじをいくつ勉強しましたか。しりません。
→今までかんじをいくつ勉強した　　か　しりません。

※ナイフなどを持っていないかどうか…
　間違えがないかどうか…
　など、否定形が先にくるものがあるが、これはないことに重点が置かれているためです。

　まどを　しめましたか。しめませんでしたか。かくにんします。
→まどを　　　しめたかどうか　　　　　　　　かくにんします。

　わすれものがありませんか。ありますか。かくにんします。
→わすれものが　　　ないかどうか　　　　かくにんします。

おいしいかどうか、たべてみます。
あうかどうか、　　かけてみます。

このふくを　　きて　　　みてもいいですか。
このぼうしを　かぶって　みてもいいですか。

このクッキー　たべて　みてください。
このジュース　のんで　みてください。

～て、（きもち）

じしん の ニュース を 聞いて、 びっくりしました。

かれ に 「わかれよう」と言われて、かなしかったです。

花 を もらって、うれしかったです。

～なくて　、（きもち）

お金がなくて、こまりました。

かぞくにあえなくて、さびしいです。

このカレーは　からくて　たべられません。
　　　とても　ねむくて　べんきょうできません。　（い形容詞）

この　おりがみは　ふくざつで　おれません。　　　（な形容詞）

日本のえいが　　は　たのしいです。
えいがをみる　のは　たのしいです。

パーティー　　　　　は　たのしいです。
パーティーをする　のは　たのしいです。

たばこをすう　のは　からだにわるいです。

ゴキブリ　　　が　きらいです。
しかられる　のが　きらいです。

ゲーム　　が　すきです。
ねる　　のが　すきです。

たべる　のが　はやいです。

うけみ 形 

グループⅠ
おこ り ます　　　　　ぬす み ます
おこ ら れます　　　　ぬす ま れます

グループⅡ
み ます　　　　　　　 ほめ ます
み られます　　　　　 ほめ られます

グループⅢ
します　　　　　　　 きます
されます　　　　　　 こられます

母 は わたし を ほめ ました。
わたし は 母 に ほめ られました。

ミラーさん は わたし を パーティー に しょうたい しました。
わたし は ミラーさん に パーティー に しょうたい されました。

しらない人 が わたし に みち を ききました。
わたし は しらない人 に みち を きかれました。

だれか が わたし の なまえ を よびました。
わたし は だれか に なまえ を よばれました。　　✖ わたし の なまえ は だれか に よばれました。

クラス の みんな は わたし を わらいました。
わたし は クラス の みんな に わらわれました。　（はずかしいです。かなしいです）

母 は わたし を おこしました。
わたし は 母 に おこされました。　（めいわくです。うれしくないです。）

こども は わたし の 時計 を こわしました。
わたし は こども に 時計 を こわされました。　　　　ｘ わたし の 時計 は こども に こわされました。

となり の ひと が わたし の 足 を ふみました。
わたし は となり の 人 に 足 を ふまれました。

わたし は しらない人 に みち を おしえてもらいました。 （わたしがこまっているときに、たすけてもらいました。しんせつです。）

わたし は しらない人 に かさ を もっていかれました。　 （めいわくです。かなしいです。ざんねんです。）

わたし は ともだちに えいがに さそわれました。　　　　 （しんせつです。でも、わたしはこまっていません。）