yumearu

「あります」が物、「います」が人や動物に使うことを説明する。

（ばしょ）　に　もの　　　が　あります。
こうえん　　に　き　　　　が　あります。
きょうしつ　に　つくえ　　が　あります。
とうきょう　に　おんせん　が　あります。

（ばしょ）　に　ひと・どうぶつ　が　います。
こうえん　　に　　いぬ　　　　　が　います。
きょうしつ　に　おとこのこ　　　が　います。

（ばしょ）　　に　もの　　　が　あります。
（つくえ　の　うえ）　に　ほん　　が　あります。
（つくえ　の　した）　に　かばん　が　あります。

（ばしょ）　に　ひと・どうぶつ　　が　います。
（つくえ　の　した）　に　ねこ　　が　います。
（ドア　　の　まえ）　に　こども　が　います。

（ほんや　と　ぎんこう　の　あいだ）　に　ゆうびんきょく　が　あります。

　　A　と　B　と　C　と　D　と　E　が　あります。
→　A　や　C　（など）　が　あります。

ハートの数を増やしたり、どくろマークを描いたりして、
「とても」「あまり」「ぜんぜん」「嫌い」などの違いも確認。

わたし　は　さかな　が　とても　　すき　　です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　すき　　です。
　　　　　　　　　　　　あまり　　すき　　じゃありません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　すき　　じゃありません。
　　　　　　　　　　　　ぜんぜん　すき　　じゃありません。
　　　　　　　　　　　　とても　　きらい　です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　きらい　です。
（あまり嫌いじゃありません。/全然嫌いじゃありません。は微妙なので取り上げない。）

Q：コーヒー　が　すき　　ですか。
A：はい、とても　すき　　です。
　  はい、　　　　すき　　です。
　いいえ、　　　  すき　　じゃありません。
　　　　  あまり　すき　　じゃありません。
　　　　　　　　  きらい　です。

Q：どんな　くだもの　が　すき　ですか。
A：　　　　　みかん　が　すき　です。

Q：どんな　　　くるま　が　すき　です　か。
A：ちいさい　　くるま　が　すき　です。
　  べんり　な　くるま　が　すき　です。
　  トヨタ　の　くるま　が　すき　です。

自分については「上手です」をあまり使わないことを説明。
また「下手です」は失礼なので、他者にはあまり使わないことも伝える。

りょうり　が　とても　　じょうず　です。
　　　　　　　　　　　　じょうず　です。
　　　　　　　あまり　　じょうず　じゃありません。
　　　　　　　ぜんぜん　じょうず　じゃありません。
　　　　　　　　　　　　へた　　　です。

ひらがな　　が　よく　　　わかります。
カタカナ　　が　だいたい　わかります。
かんこくご　が　すこし　　わかります。
かんこくご　が　あまり　　わかりません。
ロシアご　　が　ぜんぜん　わかりません。

たなかさん　は　　ひま　　　です。
やまださん　は　いそがしい　です。
えいご　　　は　やさしい　　です。
にほんご　　は　むずかしい　です。

ここで、教科書の語彙のページをもう一度開いて「な形容詞」「い形容詞」の説明。
「きれい」、「ゆうめい」は見た目が「い形容詞」だが、実は「な形容詞」であることも説明する。
「な形容詞」「い形容詞」を分ける練習（口頭もしくはプリントで…）
「な形容詞」「い形容詞」を否定にする練習（口頭もしくはプリントで…）

（「な」けいようし）
Q：たなかさん　は　ひま　ですか。
A：　　　　　はい、ひま　です。
Q：やまださん　は　ひま　ですか。
A：　　　　いいえ、ひま　じゃありません。

（「い」けいようし）
Q：やまださん　は　いそがしい　ですか。
A：　　　　　はい、いそがしい　です。
Q：たなかさん　は　いそがし い　ですか。
A：　　〇　いいえ、いそがし くないです。
　　 　 ✖　いいえ、いそがしい じゃありません。

「い」けいようし
いそがし  い  です。
　　　　  ↓
いそがし  くない です。

「いい」の否定形が「いくない」ではなく「よくない」になることを事前に説明する。

Q：にほん　の　バス　は　どう　　ですか。
A：　　　　　　　　　　　べんり　です。
　　　　　　　　　　　　  きれい　です。
　　　　　　　　　　　　  やすくない　です。
　　　　　　　　　　　　  はやい　です。

便利、きれいの下に😊マークを描く。安くないです。の下に😢マークを描く。
嬉しい感情、悲しい感情の組み合わせによって、「そして」「が」を使い分けることを説明。

Q：にほん　の　バス　は　どう　ですか。
😊 べんりです。
😊きれいです。
😢やすくない　です。
😢おそいです。
（隣に気持ちを表す顔の絵を描く）

A：べんり　　　です。そして、 きれい　です。
　　 😊　　　　　　　　　　　　 😊
　  べんり　　　です 　　が、　やすくない　です。
　　 😊　　　　　　　　　　　　　😢
　  やすくない　です。そして 　おそい　です。
😢😢

はし　　　　で　すし　　を　たべます。
ボールペン　で　てがみ　を　かきます。
はさみ　　　で　かみ　　を　きります。

Q：なん　　で　さかな　を　きりますか。
A：はさみ　で　　　　　　　きります。

Q：なん　　で　レポート　を　おくりますか。
A：メール　で　　　　　　　　おくります。

「Thank you」は　にほんご　で　「ありがとう」　です。
　　　　　　　　　マレーご　で　「Terima kaih」 です。
　　　　　　　ちゅうごくご　で　「謝謝」　　　　です。

「ありがとう」　は　えいご　で　　なん　　　です　か。
　　　　　　　　　　　　　　　「Thank you」です。
これ　は　にほんご　で　なん　です　か。
　　　　　　　　　　　とけい　です。

あした　　　さかな　　を　たべます。
きのう　　　ビール　　を　のみました。
まいばん　　テレビ　　を　みます。
せんしゅう　ともだち　に　あいました。

Q：あした　さかな　を　たべます　か。
A：　　　　　　　はい、たべます。
　　　　　　　  いいえ、たべません。
Q：きのう　ビール　を   のみました　か。
A：　　　　　　　はい、のみました。
　　　　　　　  いいえ、のみませんでした。
Q：せんしゅう　ともだち　に　あいましたか。
　　　　　　　　　　　　はい、あいました。
　　　　　　　　　　　いいえ、あいませんでした。

ケンさん　は　いつも　　ビール　を　のみます。
ミカさん　は　ときどき　テレビ　を　みます。
エドさん　は　あまり　　ビール　を　のみません。
わたし　　は　ぜんぜん　テレビ　を　みません。

「とても」「ときどき」は肯定の文章、
「あまり、全然」は否定形の文章と一緒に使うことに注意しましょう。
ときどき、「あまり食べます」というようなミスをする学生がいます。

今までの練習の中で、「何も～」「誰も～」を使わなければならない答えが、
学生の口から出てくればその時に導入できます。
もし出てこなかったら自分で絵を描いたり、口頭で説明して導入しましょう。
「誰にも会いません。」も答えで出てくる可能性があります。
「会います」との接続は「誰も」でなくて、「誰にも」が自然なので、
「に」は消せない助詞であることを説明しましょう。

Q：こんばん　なに　を　たべますか。
A：　　　　さかな　を　たべます。
　　　　　　  なに　も　たべません。

Q：けさ　　　なに　を　のみましたか。
A：　　　コーヒー　を　のみました。
　　　　　　  なに　も　のみませんでした。

Q：きのう　　だれ　に　　あいましたか。
　　　　  ともだち　に　　あいました。
　　　　　　  だれ　にも　あいませんでした。

「何をしますか。/ 何をしましたか。」の答えは、
必ずしも「～をします。/～をしました。」を使わず、
自由に他の動詞を使えることを確認しましょう。
ここでも「何も～」も導入や練習に入れるといいでしょう。

Q：にちようび　なに　を　しましたか。
A：　　　　　　ほん　を　よみました。
　  　　　　スーパー　へ　いきました。
　　　　　  かのじょ　に　あいました。
　　　　　　　  なに　も　しませんでした。

教師が描いた絵を指さしたときに、

学生が自発的に文章を作って発言するように誘導していきましょう。

あさって　びょういん　へ　いきます。
まいにち　がっこう　　へ　きます。
きょねん　くに　　   　へ　かえりました。

にちようび　ケンさんは　　どこ　　へ　いきましたか。
　　　　　　　　　　　　デパート　へ　いきました。

きのうのばん　マリアさんは　どこ　へ　いきましたか。
　　　　　　　　　　　　　　どこ　も　いきませんでした。

あさって　タクシー  で　  びょういん へ いきます。
きのう　　バス　　  で　 スーパー 　 へ いきました。
あさって　あるいて  で  　びょういん へ いきます

あさって　　なん　　で　びょういん　へ　いきますか。
　　　　　タクシー　で　　　　　　　　　いきます。
あさって　　なん　　で　びょういん　へ　いきますか。
　　　　　　あるいて　　　　　　　　　　いきます。

半にも「分」をつけて「９時半分」になってしまう学生がいるので注意しましょう。

Q: いま 　　なん じ 　 ですか。
A：　　１０じ１５ふん です。

Q：にほん　は　いま　なんじ　ですか。
A：　　　　ごぜん１０じはん　です。

Q：ブラジル　は　いま　なんじ　ですか。
A：　　　　　　ごご１０じはん　です。

Q：きょう　は　なんようび　ですか。
A：　　　　　　すいようび　です。

Q：あした　は　なんようび　ですか。
A：　　　　　　もくようび　です。

Q：テスト　は　なんようび　ですか。
　　　  　　　　きんようび　です。

Q：かいしゃ　は　なんじ　から　なんじ　まで　ですか。
A：　　　　　　　９じ　　から　　６じ　まで　です。

Q：かいしゃ　の　やすみ　は　なんようび　ですか。
A：　　　　　　どようび　と　にちようび　です。

助詞の「と」は覚えやすいので自然に覚えますが、
英語では3つ以上のときは
「A,B,C and D」となります。
しかし、日本語では３つ以上の場合でも、
「AとBとCとD」のように毎回「と」を使うことを説明しておきましょう。

Q：かいしゃ の　でんわ ばんごう　は　　　なんばん　　　　　ですか。
A：　　　　　　　　　　　　　　　　０１９ ー ✖✖○○ ー ○✖ ✖○　

電話番号のハイフンは「の」と読むことも教えましょう。
また、「２」と「５」の音が「にー」「ごー」のように長い音になることにも触れておきましょう。

「あそこ」は目視できる場所、見えなくても予想できる場所を指す。

ここ 　は　きょうしつ　です。
そこ 　は　トイレ　　　です。
あそこ は　かいだん　　です。

Q：カメラうりば　は　どこ　　　　ですか。
　  カメラうりば　は　なんがい　　ですか。
A：　　　　　　　　　３がい　　 　です。
A：しょくどう　　は　なんがい　　ですか。
B:　 　　　　　　　　 ちか １かい  です。

ここ・そこ・あそこ・どこ」から「こちら・そちら・あちら・どちら」への言いかえの練習なので、
「どこですか」の導入で使った絵カードをそのまま使うのもあり。
同じ状況で、言葉づかいだけが変わるということを理解しやすい。

Q：～さんの　おくに は　どちら　　　ですか。
A：　　　　　　　　　　 ちゅうごく　です。

場所と勘違いして、ヨーロッパです。アメリカ大陸です。
そんな答えが返ってくることもある。
国の位置ではなく、国の名前であることを確認。

Q：～さん　の　かいしゃ　は　どちら　　　ですか。

A：　　　　　　　　　　　　（会社の名前）です。

これは　　えんぴつ　　です。
それは　　かばん　　　です。
あれは　　とけい　　　です。

「これ、それ、あれ」は目視できることに注意しましょう。
　また、自分からの距離と相手からの距離が違えば使用する言葉も違うことに注意しましょう。
例：わたし：これは本です。
　　Ａさん：それは本です。
２人の間での会話は距離がどんなに離れていても「これ」「それ」を使うことに注意しましょう。

これ は ボールペン　ですか。
はい、  ボールペン　です。

これ　も　ボールペン　ですか。
いいえ、　ボールペン　じゃありません。シャープペンシル　です。

これは　　なん　　ですか。
　　　　えんぴつ　です。

これ は くるま の ざっし です。

Q：これ　は　なん　の　かぎ　ですか。
A：　　　　つくえ　の　かぎ　です。

学生に一人ずつ自己紹介してもらいます。
人数が多いと、他の人の発言を待っている学生が退屈になります。
人数が多い場合は、自己紹介シートを作成して配り、学生同士で自由に自己紹介しましょう。
本当に時間がない場合は、数名だけを指名してさらっと進めるなどの工夫が必要になります。

わたし は たなか 　　 です。
わたし は にほん じん です。

フラッシュカードで文型の練習しましょう。
人数が多くない場合は、順番に隣の人を紹介していきましょう。

こちら 　は リザさん　　 です。
リザさん は アメリカじん です。

フラッシュカードで文型練習をしましょう。
（社会人のクラスの場合、自分の職業を言ってもらいましょう。
　出てくる職業の語彙の確認は面倒ですが…）

わたし　 は 　かいしゃいん です。
リザさん は 　いしゃ　　　 です。

わたし 　は  3８さい です。
リザさん は ２５さい です。

１歳（いっさい）、８歳（はっさい）、１０歳（じゅっさい）などの特別な読み方、
二十歳（はたち）も合わせて確認しましょう。聴解では結構出てきます。
数字の読み方が一通り分かったところで、
フラッシュカードを使って年齢の言い方を確認しましょう。

数人に確認をして、何歳ですかの意味を理解したと感じたら、
学生だけで順番に隣の人に聞いていく練習をしましょう。

リザさん　 は　 なんさい　 ですか。
　　　　　　　  ２６ さい    です。
やまださん は　 おいくつ　 ですか。
　　　　　　　 ５６ さい　 です。